佐伯日菜子

1994年に映画「毎日が夏休み」でいきなりスクリーン主演デビューを果たし、この作品でヨコハマ国際映画祭最優秀新人賞をはじめ、山路ふみこ賞新人女優賞、おおさか映画祭新人賞、日本アカデミー賞新人賞など数々の新人賞を総なめにする。その後数々のドラマや映画にも出演し、1998年に公開された映画『らせん』でブームを巻き起こす事になった山村貞子役を快演。一躍和製ホラー女優の第一人者となる。

2000年公開の主演映画『蛇女』では主題歌も担当し、歌手デビューを果たす。楽曲「冷たい月を抱く女～蒼い記憶のグノス～」は、作詞に大槻ケンヂ、作曲にエリック・サティ&中川孝を迎え制作された。なお、『らせん』等の大ヒットにより、日本よりも過熱した人気を持つ台湾のSKY HIGHレーベルよりデビューアルバム『擁抱冷月的女子～冷的記憶』が中国圏で限定販売されている。

2009年、押井守が監督・脚本をつとめた映画『アサルトガールズ』に出演。2013年公開の短編アニメーション映画『メロディ・オブ・ファンハウス』では娘のMOENAと初共演した。2016年公開の映画『メッセージ episode1 みえちゃんからの伝言』で主演。