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1962年11月14日横浜生まれ。ノッサンの愛称で親しまれるクレイジーケンバンド(CKB)のリード・ギタリスト小野瀬雅生は、小6で洋楽に目覚めて以来、主に70年代洋楽ロックのアーティストやギタリスト及びバンドの影響を受け、ソロ・ワークの作品においてはそれらのテイストが顕著に見て取れる。

自らもアレンジを手掛けCKBサウンドの要を担う小野瀬であるが、ソロとしての音作りはソウル・ファンク系等がフューチャーされたCKBサウンドとは一線を画しており、そのフィールドの広さをうかがう事が出来る。

小野瀬はソロ・プロジェクトとして、2000年に初めて「小野瀬雅生ショウ」名義で同タイトルのアルバムをリリース。

その後実在のバンド「小野瀬雅生ショウ」として2006年発売の『パビリオン』までCD全5作品を発売した。そして2009年11月、自身がプロデュースしたMASAO ONOSEギター・インストゥルメンタル・アルバム『Play For The Sky』を、ソロとして全世界に配信リリースした。

そんな彼の音楽的才能は幅広く深く、CKBはもちろんのこと様々なアーティスト及び映画・CM作品におけるギター演奏を始め、楽曲提供やプロデュースも手掛けるなど、業界内部での支持も非常に高い。2008年秋には自身が影響を受けた洋楽ギタリスト150人余りを、ノッサン流に斬った初の著書「小野瀬雅生のギタリスト大喰らい」を出版し好評を得る。また2009年秋よりFM番組のパーソナリティを務めるなど活動は多岐にわたる。執筆活動としては音楽誌や文芸誌の連載に加え小説も進行。

また小野瀬は無類の野球好きとしても知られ、全球団選手の脳内データの保有と日々の更新は欠かさない。選手の出囃子の作曲やキャンプ地まで取材に赴くなど熱心なファンである。尚、食に関しても造詣が深く「天丼」に関してはご当地天丼行脚をする程の全国屈指の天丼愛食家である。また怪獣の名前とストーリー全てが脳内に渦巻く、ウルトラマン・マニアでもある。

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