ニュース・最新情報
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ヒップホップレジェンド、タリブ・クウェリ来日
前回の渋谷SOUND MUSEUM VISION公演時には1300名以上の動員を記録したブルックリン出身のレジェンド、タリブ・クウェリが7年振りにVISIONに登場する。
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“ラップのゴッドファーザー”ギル・スコット・ヘロン、死去
“ラップのゴッドファーザー”“ヒップホップのパイオニア”と呼ばれたアメリカの黒人シンガー/詩人/活動家のギル・スコット・ヘロンが、5月27日、NYの病院で亡くなった。
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アーバン好きは全員参加? サマソニ2010がスゴイ!
2000年から毎年夏に開催されている通称サマソニこと都市型音楽フェスティバルSummer Sonic。
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リフレクション・エターナル、セカンド作が2010年2月リリース予定。
ベテラン・ラッパー、プロデューサーのタリブ・クウェリ(Talib Kweli)とハイ・テック(Hi-Tek)にがキャリア初期に組んでいたユニット、リフレクション・エターナル(Reflection Eternal)。
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ファロア・モンチ、インディへ。
1990年代初頭、プリンス・ポエトリー(Prince Poetry)とともにラップデュオ、オーガナイズド・コンフュージョン(Organized Konfusion)として活躍。
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ラキム、ついに新作? アートワーク公開。
世界中のラッパーから「神」と崇められるカリスマMC、ラキム(Rakim)の新作がついに日の目をみることになりそうだ。
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PE'Z、N.Y.セントラル・パークで大暴れ!!
“サムライ・ジャズ”を体現するインスト・バンド、PE'Zが、今年3月に行なった初の米国ツアー以来、再び海を渡った。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
NYブルックリン出身。"タリブ・クウェリ"とはアラビア語で「信実の徒(Student of truth)」という意味。教育者の両親に育てられ、幼少の頃から読み書きを得意とし、小学生時代は野球選手を目指しながらも、詩や物語を書き始め、それがきっかけとなってごく自然にHIPHOPのリリックを書いたり、自分でライムするようになる。そして高校時代にモス・デフと出会い、2人でマンハッタンのダウンタウンにあるワシントン・スクエア・パークをベースに、ストリート・ラップ・バトルなどをして名を馳せていく。94年にシンシナティはオハイオに旅行中、DJハイーテック(MOODというグループで97年にアルバムをリリース)と出会い、意気投合、歴史的シングル「フォーティファイド・ライヴ」を制作、これがRAWKUSとの契約のきっかけとなり、『サウンドボミングVOL.1』にリフレクション・エターナル名義で入る。さらに98年モス・デフ組んでブラックスターを結成、HIPHOPクラシック・アルバムとなる『ブラック・スター(原題:Mos Def And Talib Kweli Are Black Star)』を発売(U.S.35万枚)、名シングル「デフィニション」はアンダーグランドのHIPHOPとしては異例のビルボード・ラップ・チャート初登場5位を記録し、当時のミュージック・シーンの度肝を抜いた。またジャンルを問わず、数々のアーティストの曲にゲスト・フィーチャーされる。その後人気を不同のものとした彼は、クールGラップやデ・ラ・ソウル、コモンらと『ヒップ・ホップ・フォー・リスペクト』プロジェクトや、2000年にはハイーテックとのプロジェクト・アルバム『リフレクション・エターナル』(U.S.50万枚)を完成させる。2000年に入ってからは、ザ・ルーツらが主催するOkayplayerツアー、デ・ラやコモンらが参加したSpitkickerツアー、エリカ・バドゥらを同行させた自身のメイン・ツアー=Qualityツアー、さらにジェイ‐Z、ブラッカリシャス、N*E*R*Dらが参加したSpriteツアーとさまざまな舞台を股にかけている。また「Nkiru Center For Education & Culture」という本屋をモス・デフとともに経営していることも有名。そして2002年11月に実質RAWKUSとしては最後となった待望のソロ・アルバム『クオリティ』を発売、カニエ・ウェスト、DJスクラッチなどの人気プロデューサーやバラエティに富んだゲスト陣が集結、「ウェイティング・フォー・ザ・DJ feat.ビラル」などがヒット、特にカニエProの「ゲット・バイ」はクラブを中心に名シングルと評される。U.S.では50万枚近くのセールスを記録。その後もフィラデルフィア発のアーティスト組織体=Okayplayer勢へのバックアップ活動をベースに、カニエのブレイク作などに参加。2004年9月にはビースティ・ボーイズのツアーも参加。