ニュース・最新情報
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グレン・グールド展示会、南青山BAROOMにて開催&ミラノで活躍中のピアニスト吉川隆弘による演奏も
音楽プロデューサー田中泰監修の元、グレン・グールドの貴重な資料やレコードを展示、食事やお酒を楽しみながら、グールドの音源に耳を傾け、彼が歩んできた音楽の世界に想いを馳せる……そんな展示会が南青山BAROOMのBARエリアにて開催される。
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グレン・グールド、バッハ録音を集大成した「バッハ全集」がSA-CDハイブリッドで登場&「グレン・グールドの芸術」、「ゴールドベルク変奏曲アナログ・コレクション」の後半ラインナップも
メディアの開く音楽の未来を信じて、コンサート活動を放棄し、録音に専念したカナダの天才ピアニスト、グレン・グールド(1932年9月25日〜1982年10月4日)。
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伝説のピアニスト、グレン・グールドのタッチでAIがピアノ演奏、東京ミッドタウン「未来の学校祭」で日本初披露
グレン・グールド没後約37年、今は亡き伝説的ピアニストの演奏にAIで迫ったシステムによる演奏が日本初披露。
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ヤマハ、伝説的ピアニストのグレン・グールドらしい音楽表現で演奏するAIシステムを初公開
ヤマハが、伝説的ピアニストである故グレン・グールドらしい音楽表現でピアノを演奏することができ、さらに人間と協調して合奏することができる世界初のAI(人工知能)システムを、今年、日本と友好150周年を迎えるオーストリアのリンツ市にて開催される世界最大規模のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」で初公開する。
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グレン・グールド生誕85周年、坂本龍一キュレーションの記念イベント開催
Photo:Don Hunstein/Sony Music Entertainmentグレン・グールドの生誕85周年に合わせた記念イベント<Glenn Gould Gathering>が、12月15日(金)、16日(土)、17日(日)の三日間、東京・草月会館にて開催される。
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坂本龍一 Produce、宮本笑里+グレン・グールド、映画『アンジュール』テーマ曲に
坂本龍一がプロデュースを手掛けた、宮本笑里とカナダの伝説的天才ピアニスト、グレン・グールドとのコラボレーション曲「アヴェ・マリア」が、ショート・ムービー『アンジュール』(二階健 監督)のテーマ曲に決定した。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
20世紀でもっとも個性的なピアニスト。1932年9月25日、カナダのトロント生まれ。
幼少より楽才を発揮し、10歳よりトロント音楽院でオルガン、ピアノ、理論を学ぶ。14歳でピアノ部門の修了認定(アソシエイト)を最優等で取得し、ピアニストとして国内デビュー。
1955年、米国デビュー公演の直後に米CBS(現ソニー・クラシカル)と専属録音契約を結ぶ。同年録音、翌年発売されたバッハの『ゴールドベルク変奏曲』で、それまでのバッハ演奏を一新させた。20代は、北米全土ばかりか、モスクワ、ベルリン、ウィーン、ザルツブルク、ロンドン等にも演奏旅行に赴き、カラヤン、バーンスタイン、セル、クリップスなど錚々たる指揮者たちとも共演して名声を築く。しかし彼はステージよりも録音・放送スタジオを好んだ。
1964年4月のリサイタルを最後に演奏会活動を引退、以後は録音と放送番組の仕事と執筆に専念する(電子メディアの優位を説く彼の信念と実践は、のちに「コンサート・ドロプアウト」の名で議論を呼ぶ)。バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト等を取り上げ、「引退」以降も録音・発売を続けた幾多のアルバムは、その一作一作が新鮮な驚きに満ちており、世界中にファンを増やしていった。
1982年10月4日、50歳の誕生日の9日後、脳卒中のため急逝。前年に再録音した『ゴールドベルク変奏曲』が遺作となった。死後三十年を経ても、グールドの人気は衰えない。本人の著作や伝記・研究所も多く読まれ、クラシック音楽のジャンルを超えて、今なおファンは増え続けている。
幼少より楽才を発揮し、10歳よりトロント音楽院でオルガン、ピアノ、理論を学ぶ。14歳でピアノ部門の修了認定(アソシエイト)を最優等で取得し、ピアニストとして国内デビュー。
1955年、米国デビュー公演の直後に米CBS(現ソニー・クラシカル)と専属録音契約を結ぶ。同年録音、翌年発売されたバッハの『ゴールドベルク変奏曲』で、それまでのバッハ演奏を一新させた。20代は、北米全土ばかりか、モスクワ、ベルリン、ウィーン、ザルツブルク、ロンドン等にも演奏旅行に赴き、カラヤン、バーンスタイン、セル、クリップスなど錚々たる指揮者たちとも共演して名声を築く。しかし彼はステージよりも録音・放送スタジオを好んだ。
1964年4月のリサイタルを最後に演奏会活動を引退、以後は録音と放送番組の仕事と執筆に専念する(電子メディアの優位を説く彼の信念と実践は、のちに「コンサート・ドロプアウト」の名で議論を呼ぶ)。バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト等を取り上げ、「引退」以降も録音・発売を続けた幾多のアルバムは、その一作一作が新鮮な驚きに満ちており、世界中にファンを増やしていった。
1982年10月4日、50歳の誕生日の9日後、脳卒中のため急逝。前年に再録音した『ゴールドベルク変奏曲』が遺作となった。死後三十年を経ても、グールドの人気は衰えない。本人の著作や伝記・研究所も多く読まれ、クラシック音楽のジャンルを超えて、今なおファンは増え続けている。