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ロンドンを拠点に90年代の中期から活動するJames TaylorとDavid "Broon" Brownによるテクノ/ハウス系ユニットSwayzak。彼らはダブ、エレクトロ、ニューウェーヴ、ハウスといった幅広い音楽ジャンルの融合されたサウンド・スタイルを持つ。80年代の英国ニューウェーヴをネタとして多用し、隠し味としてダブ・ハウス的な要素を加えているところが特徴的と言える。98年の"Snowboarding In Argentina"、そして00 年の"Himawari"とリリースを重ね、そのスタイルを進化させていった彼らは、続く02年にリリースした3枚目のアルバム"Dirty Dancing"で、女性ヴォーカリストのClair Dietrichの不思議な響き持つ歌声をフィーチャーするなどして世界各地で大きな反響を得た。04年の夏には映画のタイトルをモチーフにした" Loops From The Bergerie"のリリースを受けて再来日を果たし、Metamorphoseの「!K7ステージ」でライヴ・セットを披露。ニュー・ウェーブからアフロ・ビートにまで発展するエレクトロニック・ミュージックと神秘的なヴォーカルをもって、私たちに至福の時間を味わせてくれた。 彼らはForce Tracksからのリリースする他、240Volt/Volt Musicを運営する。DJプレイは、Tigersushi、Eskimo周辺の現代版イタロ・ディスコも混ぜ合わすスタイルで、実験的且つかなりエキセントリックで、官能美に満ちた世界観を表現している。全てにおいて、素晴らしい力を発揮するSwayzak。彼らなくして、後世のテクノ文化はないだろう。今回はDAVID BROWN1人でのDJ SETとなる。