SWAYZAK、幻の作品『Serieculture』が再発

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ここ日本でもメタモルフォーゼやUNITなどの主要イベントにたびたび出演し、UKの名門レーベル!K7からリリースされた5thアルバムが記憶に新しい大御所エレクトロニック・デュオSWAYZAKが、2006年にリリースした幻のアルバム『Serieculture』(日本未入荷)を2月18日に『Re:Serieculture』と題して再発した。

オリジナルの『Serieculture』は4thアルバムと5thアルバムの間となる2006年に1000枚限定でリリースされたものの、正規リリースではなかったため、今なおアマゾンやDiscogs等でスーパーレアアルバムと称されプレミアがついている作品だ。再発となる本作『Re:Serieculture』は、日本盤限定トラックとしてライヴ音源が追加収録となっている。こちらは、SWAYZAKが1stアルバムを発表し、Richie Hawtin主宰レーベルM_nusからのリリースを経た2001年、まさにアーティストとして飛躍するタイミングにルクセンブルグで行なわれた伝説のライヴ音源を、リエディット、リマスタリングし、4つのトラックにセパレートして収録されたものだ。

アルバムの前半はSWAYZAKの原点というべき耳馴染み良く仕立てられたミニマルハウス、後半は初期SWAYZAKが提唱していたエレクトロニカや、ベーシックチャンネルタイプのダブを用いたディープトラックという2部構成で収録されており、エレクトロニカ、テクノ、ハウス、ダブ、エレクトロと様々な音楽性を発表してきたSWAYZAK活動の集大成とも言える内容に仕上がっている。

尚、本作はモダン・ダンスミュージック・レーベル、Timothy Reallyの大ヒットリイシュー企画「Re:」シリーズの最新作であり、大ヒットを記録したエレクトロニカ第二世代の旗手、Kettleによる『Re:Through Friendly Waters』の続編でもある。詳しくはTimothy Reallyのオフィシャル・サイトでチェックを。
◆Timothy Reallyオフィシャル・サイト
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