JEM

Jem(ジェム)はイギリスのウェールズ出身。13歳の頃から曲作りや歌うことを始めた彼女は、その頃から将来シンガーになる夢を抱いていた。

ブライトンにいた頃、彼女は自然と業界へ引き込まれて行く。当時彼女が魅了されていたのはシーンの反対側にあるサウンド。クラブやフェスティバルのプロモーションにエネルギーを注ぎ込んでいた。しかし現在の状況には何か欠けていると感じていた彼女は、自分の夢を実現するべく、ウエールズらしい独創さとソファー・サーフィンのライフスタイルへと戻る。そしてディクタフォンから手を引いて移動スタジオを築いた彼女は、ソングライティングとプロダクション製作に取り掛かった。

その後、彼女はロンドンでライターやプロデューサーたちとのコラボレートを開始。エレクトロニック・プロデューサーGuy Sigworthと行った2日間の初のライティング・セッションでは、楽曲“ナッシング・フェイルズ”が誕生。このトラックには後にマドンナも加わり、マドンナのアルバム「アメリカン・ライフ」の6曲目に収録されている。

'02年秋、プロデューサーYoad Nevoと出会う。フレッシュで独特の新しいサウンドを作り出すことに成功した彼女は、'03年秋にATOレコーズよりEP『It All Starts Here…』をリリース。'04年3月にはデビューアルバム『finally woken』をリリース。

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