実際には会ったこともないニック・ケイヴとThåströmの友情がアニメに

14歳のニック・ケイヴとThåströmの友情を取り上げたアニメ『Before They Were Gods』が制作された。ふたりは実際、会ったことはなく、架空のストーリーではあるが、切なくも美しい彼らの友情、青春が描かれているそうだ。
このアニメーション・シリーズは、『シェルター』(2010年)、『アンダーワールド 覚醒』(2012年)などを手掛けてきたモンス・モーリンドが監督。『The Hollywood Reporter』によると、モーリンド監督はケイヴとスウェーデンのロック・ミュージシャンであるThåströmのファンで、ふたりが安いビールを飲みながら愛や人生の意義について語る夢を見て、このプロジェクトを思いついたという。
スウェーデンを舞台に14歳のふたりの少年、ロマンチストで不可知論者のケイヴと実存主義者で簡潔明瞭なThåströmが、衝突しながら究極の真実、永遠の美しさなどを探求していく。
ケイヴはこのアニメについて、「僕は1971年にスウェーデンにはいなかったし、Thåströmとは会ったことがないから、“僕らがやらなかったこと”を目にするのは好奇心をそそられる」と、Thåströmは「僕はずっとカートゥーン・ヒーローになりたかった」とコメントしている。
今後、スウェーデンで放送予定だが、全編英語で制作されているという。
Ungefär så här… https://t.co/OsPSBDZNMQ
— måns mårlind (@mansmarlind) June 14, 2022
Ako Suzuki







