これを聴かずして、くるりを語ることなかれ

2月20日にリリースされたくるりのライヴベストアルバム『Philharmonic or die』。くるりにとって初のライヴベスト盤となる同作には、昨年12月にパシフィコ横浜・国立大ホールで行なわれたツアーファイナル公演と、京都磔磔でのライヴ音源が収録されている。
パシフィコ横浜でのツアーファイナルといえば、“ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ”との共演が記憶に新しいところ。DISC1では、言葉では語りきれない、融合/昇華と呼ぶに相応しい、気品漂うコラボレーション音源を楽しむことができる。
そして京都磔磔でのライヴ音源が収録されたDISC2には、観客の歓声、勢いのある演奏といったライヴハウスならではの臨場感溢れる迫力の音源が詰まっている。生身のロックバンドとしてのくるりの魅力を感じることができる内容だ。
1万人を動員したパシフィコ横浜の夜と、250人だけに披露された磔磔の夜。どこまでもダイナミックなこのライヴアルバムを聴かずして、くるりを語ることなかれ。
◆リリース情報
ライヴベストアルバム『Philharmonic or die』
VICL- 62751~2 初回盤/通常盤とも¥3,045(tax in)
2008年2月20日発売






