美画質なWebカメラでテレビ電話!

2007.04.16 17:27

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たとえば、誰かとテレビ電話をしたいと思ったとき、どうするか? ケータイでするのもいい。ただ、パケット代とか電話代とか気になる。さらに相手がもし海外なら…?

そんなことを考えると、一番現実的なのが、Webカメラとメッセンジャーを使った動画チャットだ。これならインターネット環境とパソコン、そしてWebカメラがあれば、他に費用はいらない。電話代やパケット代も不要だ。

というわけで、Webカメラをひとつ紹介しよう。プリンストンテクノロジーの「PWC-130IS」は、自ら“美画質”と謳うWebカメラだ。

カメラの画質のひとつの指針となるのが画素数。デジカメなどを購入する際に“○○万画素”という言葉を目にしたことがあるだろう。一般的に、この画素数が大きくなれば、それだけ細部まで描写可能な大きな画像で保存できる。ただ、間違ってほしくないのが、画素が大きければ大きいほど高画質なのか、という点は一概にYESとは言えない。この話をすると、デジカメの領域に足を踏み込んでしまうので今回は取り上げないが、画素数も人生も、そんなに簡単に割り切れるものではないのだ。

本カメラの画素数はCMOSの130万画素。ケータイのカメラでも今は200万、300万画素モデルがあるのに…と思うかもしれない。しかしWebカメラでは、たいてい30万画素程度の画素数を備えた製品が一般的。そう考えると、本製品の画素数は大きい。静止画だと最大1280×1024ドットの画像を撮影できる。

さらに、チャット中に自分が動いたとしても、カメラが勝手に顔を追尾して撮影してくれるフェイストラッキング機能を搭載。いつも相手に自分の顔を映し続けてくれる(ただしいくつかの制限つき)。加えて16種類のエフェクトや10種類のフレームなどを備えている。高画質かつ便利&楽しい機能を備えた「PWC-130IS」、これから動画チャットを始めようとする人にも、カメラをもっと高性能なものにしたいと思っている人にも満足の製品と言える。

…とニュースを締めくくる前に、これまでの文言を鵜呑みにしてしまう素直な人たちに、デジモノ担当者として気になった点をひとつ挙げておく。130万画素のカメラだからといって、この性能のまま動画チャットができるのだろうか? 製品を触っていないので定かではないが、製品自体はそれが可能であっても、インターネット回線のほうがデータの送信量に追いつけない可能性が高いと思われる。

ただ、もし本製品が本当に高画質、美画質で、かつ滑らかな映像を実現しているのだとしたら、それはそれでかなり興味深い製品となる。


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