ブラック・クロウズのドラマーが脱退。今後もさらに脱退か?
15年と8枚のアルバムを経て、Black Crowesに亀裂が生じたようだ。ドラマーのSteve Gormanは、12月にグループを脱退していたことを認めた。彼は次のようにLAUNCHに語っている。
「そろそろ他のプロジェクトや機会に目を向ける時だ。前進して自分自身のプロジェクトに焦点をあてる時だと思う。バンドで作った音楽をとても誇りに思っている。今度は自分自身の方向性でスタートするのを楽しみにしてるよ」
’87年にアトランタでChris、Rich Robinson兄弟と活動を開始したGormanは、今回の機会を追求するために妻と幼い息子と共に、ニューヨークからロサンゼルスへ移住する計画を立てている。
Gormanの脱退に続いて、フロントマンのChris Robinsonも脱退するのではとの報道がある。しかし、それらは確認されていない。Crowesの残りのメンバーとバンドのマネージメントからは未だ何のコメントも出ていない。
Crowesは’89年にRick RubinのレーベルAmerican Recordingsと契約。すぐにデビューアルバム『Shake Your Money Maker』がヒットし、400万枚以上を売り上げ、トップ5に入る成功を収めた。同アルバムからは“Jealous Again”、Otis Reddingの“Hard To Handle”のカヴァーなどのヒットが出ている。Crowesの2作目『The Southern Harmony And Musical Companion』は’92年、Billboard 200でトップを獲得。
続くアルバムの売れ行きはあまり芳しくなかったが、Crowesは’90年代最もアクティヴなロックバンドとして活躍、H.O.R.D.E.やFurthur Festivalサマーツアーでヘッドライナーを務めた。また’99年と2000年にLed ZeppelinのギタリストJimmy Pageとツアーをし、ライヴ・アルバム『Live At The Greek』を生みだしている。
Crowesは過去にギタリストのJeff Cease、Marc Ford、ベーシストのJohnny Colt、Sven Pipienを含む数人のメンバー交代を経験している。
Crowesの最新アルバムは’01年の『Lions』。バンドはこのアルバムをサポートし、South By Southwest音楽フェスティバルに出演。同じくメンバーに兄弟がいるOasis、Spacehogらと共にTour Of Brotherly Love(兄弟愛ツアー)を行なった。
Gary Graff, Detroit LAUNCH.com







