Dr. Dre、スヌープ・ドッグ、エミネム等がDeath Row Recordsの新アルバムでコケにされる

2000.10.06 00:00

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10月3日(火)に米国発売されたDeath Row Recordsのアルバム『Too Gangsta For Radio』で、Dr. DreSnoop DoggEminem等の人気ラッパー達が派手にコケにされている。

CJ Macは“I Ain’t Fuckin’ Wit Cha”で、Dr. Dreの無節操さを徹底的に攻撃し、The RelativezとNuttzは、Dr. DreをフィーチャーしたIce Cubeの最新アルバムから、「Hello」のコーラスで始まる“This Is The Thanks You Get”を使って、Dr. DreとIce Cubeをけなしている。

Snoop Doggに対してはアルバムのイントロ部分で、彼が自分の妻に「Marion “Suge” Knightがちゃんと刑務所にいるか確かめてきてくれ」と泣きつくパロディーでこきおろしている。このイントロの続きでは、妻が「あなたはいっつもそうなんだから、まったく弱虫ね」とイラつき始める。

Eminemへの攻撃は数曲にわたるが、中間のブレイク部分で彼はクー・クラックス・クラン(白人至上主義の秘密結社)のメンバーだと言われている。そして、このデトロイトのアーティスト(Eminem)は、白人ラッパーで最初に殺される男になるだろうと予言されている。

2pacの未発表曲2曲も収録されているが、そのうちの1曲“Friend”はJay-Zをけなす内容だ。The Realestは“Fuck Hollywood”でDr. Dreや他の有名人がゲイではないかと疑問を投げかけている。このアルバムでは、他にもXzibitやDaz Dillinger等が非難されている。

アルバムのインナーには、SnoopがKnightに宛てたとされる手紙が載っており、内容は、DreとDazがKnightsと問題を起こそうとしていて、そのギャングのメンバーの中にSnoop Doggのグルーピーもいるというもの。

記:Soren Baker、シカゴ

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