ラッパーFifty Centと彼の仲間2人が刺されるという刺傷事件に、ラッパーJa Ruleと彼のクルーMurderersのメンバーが関与しているといわれている。

　ニューヨーク警察によると、3月23日（木）夜、刺傷を負った男性3人がニューヨークのルーズヴェルト病院に運ばれた。被害者の名前は公表されていない。刺傷事件はニューヨークのレコーディングスタジオHit Factoryで起きた。21歳の被害者は腕を、24歳の被害者は腹部を、28歳の被害者は手に刺傷を負った。警察は容疑者の名前を公表しておらず、逮捕者はまだない。

　Ja RuleのレーベルDef Jamは彼の刺傷事件への関与についてノーコメントを通している。

　LAUNCHの情報筋によると、この事件は最近アトランタで行われたコンサートでのJa RuleとFifty Centの小競り合いに対するリヴェンジであることは明らからしい。Fifty CentがJa Ruleを殴り、その仕返しとして刺傷を負わせたようである。

　Fifty CentとJa Ruleの仲たがいは、”99年リリースされたFifty Centのシングル“How To Rob”が原因であるという見方もある。この曲でFifty CentはJa Ruleの友人や彼と同じレーベルのJay-ZやDMXなど著名なラッパーやR＆Bアーティストから金品を奪うことについて歌っている。

『Irv Gotti Presents The Murderers』は米国3月21日にリリースされた。