【俺の楽器・私の愛機】1999「結局ここに戻ってきた」

【Squier Affinity Series Stratocaster】(岩手県 Kay 24歳)

ここに初めて投稿したのはもう5年ほど前になります。その時からは想像もできませんが、人生とは不思議なもので、私は今楽器に携わる仕事をしています。
ありがたいことにFenderやらGibsonやら、良いめのギターやエフェクターを色々と触らせてもらうことが一気に増え、一端のギター小僧には嬉しい限り。しかしながら意外にも、ジャンクを触っていた頃のように「安いものでも良い」と言う考えは未だ変わらずです。
と言うのも、著名なメーカーの生産品を触る中で、どうしても調子の悪い個体に出会うことがあります。メンテナンスを終えても正直「この値段で出すのにこれなの?」となることもしばしば。値段が壁となって、思うような満足感を得られないこともあります。しかしながら逆に、中古で入って来た安ギターのフレット処理がありえないくらいに良かったり、やけに音抜けの良い個体に出会ったりもします。これはそんな一本です。
低価格帯のギターはカタログ上に載らない仕様変更が多く、細かい解析まではできませんでしたが、このストラトはとにかくカラッとしたヴィンテージライクで控えめなサウンドが魅力です。個人的には厚みのある気持ち良い音よりは、バンドアンサンブルの中で埋もれにくい、ある種「薄っぺらい」ものが好きなので、そんな自分にはぴったりだと感じます。
一時はストラトをリア一発に改造していた時期もありましたが、最近ようやくストラトのフロントの魅力を理解し始めました。この価格帯のギターのウィークポイントとして、特にフロントPUの解像度の低さにより音が潰れてしまうことが挙げられますが、これはそんな心配もありません。ファズでもなんでも、思い切って歪ませられる使い勝手の良さがあります。最近はシューゲイザーにもハマっているので、これはなんとも嬉しいポイントです。
今思い返せば、初めて買ったエレキがSquierのストラトでした。少し遠回りはしてしまいましたが、自分なりに、ひとつの正解を見つけられた気がします。
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「やけに音抜けの良い個体」ってありますよね。それは価格を問わず。私もこれまでに手にしてきたギターの中で、抜群に素性の良い子が何本かありましたが、それらはスペックや値段とは無関係だったな。今でも手放せない激鳴りの一本にシャーベルのエディモデルがあるんですが、そいつは「フロイド・ローズってこんな音ですよね」という固定観念(既成概念?)を覆すナチュラルなトーンの子。このバランスを壊すのが怖くて一切の手をつけることができません。そして「ストラトの真骨頂はフロントにあり」も真理。そこになかなか気付けなかったのはエディのせいです(笑)。(BARKS 烏丸哲也)
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(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
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