ニュース・最新情報
-
「ケアレス・ウィスパー」は、ワム!楽曲ではなくジョージ・マイケルのソロ曲
2016年12月25日に53歳という若さでこの世を去ったジョージ・マイケルのソロ・デビュー40周年を記念し、貴重な未発表ライヴ・ヴァージョンを収録した限定12インチ盤を含む『ケアレス・ウィスパーEP』が10月18日にリリースされる。
-
ワム!、長編ドキュメンタリーの予告編公開
(C)Tony McGeeワム!のデビュー40周年を記念し、間もなくNetflixで配信される彼らのドキュメンタリー『WHAM!』の予告編が公開された。
-
ジョージ・マイケル、ケイト・ブッシュ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらロックの殿堂入りが決定
米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは5月3日、2023年にロックの殿堂入りするアーティストたちを発表した。
-
英国ラジオ局のリスナーが選ぶベスト・ソング・ランキング、ジョージ・マイケルが5年連続1位
Photo by Russel Young英国のラジオ局Smooth Radioが毎年公表している、彼らのリスナーたちが選ぶベスト・ソング・ランキングの最新版を発表した。
-
ロックの殿堂2023、殿堂入りするアーティストは5月3日に発表
▲ジョージ・マイケル Photo: Brad Branson米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは日曜日(4月30日)、2023年にロックの殿堂入りするアーティストを5月3日に発表すると告知した。
-
ロックの殿堂2023、ファン投票の締め切りが1週間後に迫る
Photo: Brad Branson2023年度の「ロックの殿堂」入りの候補に挙がったアーティストたちを応援するファン投票の締め切りが、いよいよ1週間後に迫った。
-
ロックの殿堂、ジョージ・マイケルがファン投票で暫定1位に
Photo: Brad Branson先月1日に2023年度のロックの殿堂の候補が発表された直後スタートしたファン投票で、ジョージ・マイケルが首位につけた。
-
ロックの殿堂、2023年度の候補を発表
米Rock & Roll Hall of Fame Foundationは水曜日(2月1日)、今年、殿堂入りの候補に挙がった14アクトの名を発表した。
-
全英アルバム・チャート、スリップノットの新作が初登場1位
今週のUKアルバム・チャートは、スリップノットの7枚目のスタジオ・アルバム『The End, So Far』が初登場で1位に輝いた。
-
全英アルバム・チャート、ジョージ・マイケルとスリップノットが首位をめぐり接戦
ジョージ・マイケルが1996年に発表したサード・アルバム『Older』のリイッシュー盤とスリップノットのニュー・アルバム『The End, So Far』が、今週金曜日(10月7日)に発表される最新の全英チャート1位をめぐり接戦を繰り広げている。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
イギリス出身のシンガーソングライター。父親はギリシャ系キプロス人で、本名ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥ。
1975年に出会ったアンドリュー・リッジリーと1981年に結成したポップ・デュオ、ワム!での活動で「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「ケアレス・ウィスパー」「ラスト・クリスマス」などの世界的ヒットを連発し、86年のワム!解散後にはソロシンガーとしても比類なき成功をおさめた。
アイドルからの脱皮をはかったソロ・デビュー・アルバム『FAITH』は、4曲の全米ナンバー・ワン・シングル(「フェイス」「ファザー・フィギュア」「ワン・モア・トライ」「モンキー」)を生んだだけでなく、アルバムとタイトル曲「FAITH」がそれぞれ、1988年度ビルボード年間チャートでアルバム、シングルともに首位を獲得。第31回グラミー賞においては、最高の栄誉とされる「アルバム・オブ・ザ・イヤー」も受賞。ソロ・アーティストが、自身による単独プロデュース作で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を手にしたのは、1970年代のスティーヴィー・ワンダー以来となった。
1990年には“先入観なしで聴いてほしい”とのメッセージを込め、シンガーソングライターに徹した『Listen Without Prejudice Vol.1』を、そして1996年には極限の喪失を癒しに昇華した『Older』 をリリース。自分なりのソウル・ミュージックの解釈を提示し、ソウル・ミュージック自体の幅を拡充し続けたことは、ポップ史上におけるジョージの最大の功績と言える。ジョージの輝かしいキャリアは40年にもわたり、累計1億2500万枚のアルバム・セールスを記録している。史上最も売れたミュージシャンのひとりとして、アメリカではビルボード・ホット100のトップを8回極めるとともに、全英シングル・チャートの1位をソロ・アーティストとして7回獲得する中で、ポップ・ミュージックの定義を変えていった。
アイヴァー・ノヴェロ賞を6回受賞しており、栄えあるソングライター・オブ・ザ・イヤー部門を3回受賞した個人のソングライターとしては今も史上唯一の存在である。グラミー賞には9回ノミネートされ2回受賞。アメリカン・ミュージック・アワードは4回、ビルボード・アワードには40回ノミネートされ12回受賞している。また、ブリット・アワードは3回受賞した。ビルボード誌は彼を「史上最高にホットで偉大なアーティスト100人」のリストに入れ、ローリング・ストーン誌では「史上最高のシンガー200人」に入った。2004年、ジョージはラジオ・アカデミーにより、それまでの20年間にイギリスのラジオで「最も多く楽曲が放送されたアーティスト」に認定された。2023年11月にはロックンロールの殿堂入りも果たしている。
35年にわたるキャリアの中で、彼はホイットニー・ヒューストン、アレサ・フランクリン、エルトン・ジョン、メアリー・J・ブライジ、ポール・マッカートニー、クイーンと名高いデュエットを行い、彼の曲はアデル、クリス・マーティン、アリアナ・グランデ、H.E.R.、ミゲル、デュア・リパ、サム・スミス、テイラー・スウィフト、オリー・アレクサンダー、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ他多数にカヴァーされている。また、この世代で最も重要な文化的アイコンともみなされており、音楽制作、ソングライティング、ヴォーカル・パフォーマンス、ビジュアル表現においてもクリエイティヴ面での第一人者として知られていた。「ケアレス・ウィスパー」、「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」、「フェイス」、「フリーダム’90」、「ファザー・フィギュア」、「ラスト・クリスマス」、「ファストラヴ」、「クラブ・トロピカーナ」、「ジーザス・トゥ・ア・チャイルド」、「プレイング・フォー・タイム」など、彼の曲は今も私たちのカルチャーを織りなす一部となっており、その多くは10億回以上再生されている。