オーディオスレイヴ、LAのスタジオで制作中のニュー・アルバムはU2風?

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レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのメンバーと元サウンドガーデンのVo、クリス・コーネルが2年前に結成したスーパー・ハードロック・バンド、オーディオスレイヴが、現在、ロサンゼルスのスタジオでデビュー作『Audioslave』('02年)に続くニュー・アルバムの制作に取り組んでいる。NMCなどによると、メンバーのトム・モレロ(G)は物凄いスピードとエネルギーで曲を書き上げていると言う。

「前回の作業では1日1曲書いた。今回はもっと早い。骨組なら1日2曲出来る。これまでに25曲くらいは書いたかな。毎日のリハーサルが新しい発見の連続なんだ。……ライティング手法は空っぽになるまですべて出し切ること、それからスタジオに入ってレコーディングする。どうなるかは分からない。(1stシングルの)Cochiseみたいになるかもしれない」

彼はまた、U2の大ヒット・アルバム『Joshua Tree』を引き合いに出して次のようにも語っている。

「どう猛な、引き裂くようなロックのリフと、オーディオスレイヴに『ジョシュア・トゥリー』を足した感じのサウンドがある。とても幅広く、美しい。クリスのヴォーカルも最高だ。ティミーとブラッドも調子がいいし、言うことなしだ」

新作のタイトル、プロモーション・ツアーなどについては現在のところ未定。バンドのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムは200万枚以上を売り上げた。モレロは新作についてリリースのめどはたってないが、かなりの“高品質”を保証すると語っている。

T.Kimura
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