元ニルヴァーナのベーシスト、政界入りに依然意欲を示す

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AP通信によると、元ニルヴァーナのベーシスト、クリスト・ノヴォセリックがワシントン州副知事選への出馬を断念した。が、政界での活動については断念していないという。

ノヴォセリックは、'94年バンドのフロントマンであったボーカリスト、カート・コバーンの自殺後解散したニルヴァーナのバンド創設メンバーであり、ベーシストだった。その後いくつかのプロジェクトに参加し、音楽活動を行っていたが、現在はパフォーマンス活動からは引退し、ワシントン州の南西部に暮らしている。彼は、昨年11月に3期目を狙っている現職副知事のブラッド・オーウェン氏(同じく民主党)に対抗して選挙戦に出馬するつもりだった。しかし、今月に入り考えが変わったようだ。「自分の支持政党の現職議員に対抗するのがいかによくないことかわかったし、よく考えた結果だ」とノヴォセリック。同時に、彼は党内で候補者同士が争うことは、まったく間違っていないとも言っている。「思うに、どの現職候補もチャレンジを受けるべきだ」とノヴォセリック。「競合は民主主義に必要なもの。俺たちの大統領の執行部がなにをやったか見てみろよ」

Aki Kayamoto, NY

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