英チャート、『Pop Idol』出身のウィル・ヤングが1位、ブラック・アイド・ピーズ新曲は2位に終わる

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今週の英シングル・チャートは、10曲のうち6曲が初登場の曲で占められ、順位が大きく入れ替わった。しかしトップは先週と変わらず、オーディション番組『Pop Idol』の初代優勝者ウィル・ヤングの「Leave Right Now」がキープした。ブラック・アイド・ピーズの新曲「Shut Up」は2位にチャートイン。この秋、大ヒットしたシングル「Where Is The Love」ほどの勢いはなかった。

3位には同じく『Pop Idol』出身のギャレス・ゲイツの「Say It Isn't So」が初登場。このほか、シンプリー・レッドの「You Make Me Feel Brand New」(7位)、ダイドの「Life For Rent」(8位)、ブルーの前座を務めているボーイズ・バンド、Dサイドの「Real World」(9位)、ノラ・ジョーンズを彷彿させる19歳の大型新人ケイティ・メルアの「The Closest Thing To Crazy」(10位)がチャートインした。

今週は、アルバム・チャートでもウィル・ヤングが圧勝。2枚目のアルバムとなる『Friday's Child』が初登場で1位を飾った。2位にはダイドの『Life For Rent』が再浮上、同アルバムは英国内だけで150万枚以上のセールスを上げている。先週1位だったウエストライフは、早くも5位に後退した。

今週は1位のウィル・ヤング以外、トップ10に初登場したアルバムはなかった。圏外では、13位にアリシア・キーズのニュー・アルバム『The Diary Of』がチャートインしただけだった。

Ako Suzuki, London
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