スイスの警察がマリリン・マンソンを取り調べ

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AP通信によると、マリリン・マンソンが、Christians For Truthという宗教団体からライヴ中の行動について苦情が出たことで、スイスのチューリッヒで取り調べを受けているという。マンソンは先週、チューリッヒで公演。彼から事情を聞いた同地区の検察官、マイケル・シェラーは12月2日(火)、'01年2月のコンサート中に暴力を扇動し、また宗教保護に関する法律を破った容疑でマンソンを取り調べたと述べた。

シェラー検察官は、マンソンを起訴するかどうかは分からないという。マンソンは言論の自由を根拠に容疑を否認している。彼は、ライヴの意味は暴力と宗教についての討論に火をつけることと語っている。

チューリッヒの立法関係者とキリスト教団体は、マンソンのコンサートを禁止しようとした。マンソンの見解は地域の人口の大半を占める彼らにとって攻撃的だという。

マリリン・マンソンは悪魔教の洗礼を受け、悪魔教会の名誉司祭になっている。また、過去にステージで聖書を破ったことでも知られており、保守派や世界各地の宗教団体から非難を浴びている。

マンソンは今月末に米国へ戻り、ジェーンズ・アディクションと短期間のツアーを行なう。

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