リンプ・ビズキット、ファンから訴えられる。依然ツアーの予定なし

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Limp Bizkitが、10月8日(水)、シカゴのコンサートを訪れた172人のファンから訴えられた。TheSmokingGun.comによると、彼らは、7月26日に行なわれたショウでバンドが17分しかパフォーマンスしなかったことに騙されたと話しているという。クック郡巡回裁判所に提訴されたこの訴訟でLimp Bizkitは、キケロのホーソン・レーストラックのコンサートにおいて「4つの巨大なスクリーンを通し、卑猥で下品なメッセージ」を流し、ファンを扇動した後、ショウを途中で切り上げたと申し立てている。また、Durstは観客に向かい「ホモセクシャルを嫌悪し同性愛に反対するような暴言」を叫び、ステージを去った後もマイクを離さず中傷を続けていたと批判されている。

この契約不履行の訴訟は、弁護士Michael Youngによって提訴され、コンサートの観客にそれぞれ25ドルを払い戻すよう請求している。同コンサートは、Linkin ParkやヘッドライナーのMetallicaが出演したサマー・サニタリウム・ツアーの1公演で、チケットは75ドルだった。

シカゴのコンサートの観客が訴訟を起こしたのは、今年、2度目のこと。クック郡の判事は最近、Creedに対して起こされた似たような訴訟を却下している。これは、'02年12月29日に行なわれたバンドのコンサートを訪れた4人のファンが提訴したもので、彼らはシンガーのScott Stappが「非常に酔っ払った状態で、更に/もしくは薬物を使用しており、バンドのシングルの歌詞をまともに歌えなかった」と申し立てた。原告は、コンサート・チケットと駐車場代の払い戻しを請求していた。

Limp Bizkitは現在、ツアーを行なう予定はないが、バンドのDJ Lethalは、ニュー・アルバム『Results May Vary』の曲はライヴ・パフォーマンスを念頭に置いて書かれたとLAUNCHに話している。「ほとんどの曲は、5万人の観客を前にステージに立つ自分たちの姿を頭に描きながら書いたものだ。ファンの反応を想像してみるんだ。このパートではジャンプするだろうとか、このパートではリラックスするか黙るだろうって。ジェット・コースターを設計するようなもんだよ」

『Results May Vary』からの次のシングルは、The Whoの「Behind Blue Eyes」のカヴァー・ソング。曲のビデオは、リード・シンガーのFred Durstが監督し、女優のHalle Berryが出演している。また同曲は、11月21日に全米で公開されるBerryの新作映画『Gothika』でもフィーチャーされている。

このビデオの撮影以来、DurstとBerryの関係がマスコミを賑わせている。Durstは、少なくとも週に2回はBerryの映画撮影現場を訪れていると言われる。Berryは最近、夫でシンガーのEric Benetと別れたばかり。

『Results May Vary』は、バンドにとって3年ぶりの新作で、32万5,000枚以上を売り、先週、ビルボード・アルバム・チャートの3位に登場した。

(C)LAUNCH.com
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