デュラン・デュラン、L.A.のクラブ「Roxy」で再結成ライヴ
７月16日（木）夜、Duran Duranのオリジナル・メンバー、Simon Le Bon（Vo）、Nick Rhodes（Key）、Andy Taylor（G）、John Taylor（B）、Roger Taylor（Dr）が、ロサンゼルスにある450人収容のクラブ「Roxy」で、結成25周年を祝った。このライヴは再結成米国ツアーの序章で、ツアーは７月16日（水）、カリフォルニア州コスタメサのパシフィック・アンフィシアターからスタートする。また、これはDuran Duranにとって18年ぶりの米国ライヴとなるばかりでなく、Roxyが彼らにとって'81年、米国での初ライヴの会場だったこともあり、帰郷のような思いを漂わせていた。
Duran Duranはレコーディングやツアーを継続していたが、オリジナル・メンバーでレコーディングされたアルバムは『Duran Duran』（'81年）『Rio』（'82年）『Seven And The Ragged Tiger』（'83年）の３枚のみ。後にAndyとRogerが脱退して、Frank Zappa/Missing PersonsのギタリストWarren Cuccurulloが加入し、メンバーは４人となった。その後、'97年にJohn Taylorがバンドを去り、以来、Le Bon、Rhodes、Cuccurulloの３人で活動を続けていた。今年７月７日には、大阪で'85年のLive Aid以来初となるオリジナル・メンバーが集まってコンサートを行なっている。
DKNY//JEANSと雑誌『The Fader』がスポンサーを務めた「Roxy」のスペシャル・ライヴは、先週の発表以来、LAのホットな話題となった。クラブでのコンサートや高級ホテル「シャトー・マーモン」で行われたパーティには、Beck、Nicolas Cage、Gwen Stefani＆Gavin Rossdale、、No DoubtのTony KanalとAdrian Young、Christina Applegate、Jenna Elfman、Pamela＆Michael Des Barres、ヘアースタイリストのPaul Mitchell、映画『Rush Hour』の監督Brett Ratner、『South Park』の製作者Trey Parker、StyxのTommy Shaw、LAナイトライフの定番Rodney Bingenheimer、（Sugar Rayのビデオ「When It's Over」でDuran Duranをパロディした）Mark McGrathといった幅広い著名人が参加した。また、往年のDuran Duranファンも大勢集まり、ダフ屋のチケットは500ドルまで跳ね上がった（ライヴの前日に「Roxy」のチケット売り場で販売されたチケットは25ドルだが、即日完売した）。
満員となった店内の反応と、ラインストーンで飾られたバンドメンバーの名前の入ったカスタムTシャツを着てバラの花束やプレゼントを携えてるファンをみると、観衆は料金に見合うだけの満足を十分得られたようだ。ステージ上のメンバーは、かつてと変わらずスタイリッシュで、ファッショナブルな黒のスーツとマルチジッパーのパンツに身を包み、オープニング・ナンバーの「Friends Of Mine」を含む14曲を披露。観衆は揃って熱狂し、叫び、汗だくとなった。Johnの髪に白いものが混じり、Andyに少し肉がつき、また、長い間活動をしてなかったRogerが皆の前で舞い上がってるのを悟られまいとするかのように、セット中ずっとしょげた表情を浮かべていたが、こうしたことを気にするファンは一人もいなかった。演奏曲目は「Hungry Like The Wolf」「Planet Earth」「Waiting For The Night Boat」「Is There Something I Should Know」「Wild Boys」「Careless Memories」「Girls On Film」「Rio」などのクラシックをはじめ、AndyとRogerにとっては初のライヴ演奏となる「Come Undone」「Ordinary World」「Notorious」といったバンド後期の曲までを網羅。'83年の再来を思わせた。（……なぜか『Seven And The Ragged Tiger』からの曲はなかった。）また、再結成アルバム（'04年発売予定）から「Ordinary World」に似た心和むバラード「What Happens Tomorrow」と、ファンキーなアップテンポ・ナンバー「Virus」の新曲２曲も快くオーディエンスに迎えられた。
Duran Duranは７月16日（水）、カリフォルニア州コスタメサで公演。17日（木）と19日（土）はラスベガスのハードロック・ホテルでコンサートが行われる。スタジオ・アルバムに先駆けて、バンドはこの夏、２枚組のグレイテスト・ヒッツDVDをリリースする予定。
Lyndsey Parker, Los Angeles (C)LAUNCH.com
Duran Duranはレコーディングやツアーを継続していたが、オリジナル・メンバーでレコーディングされたアルバムは『Duran Duran』（'81年）『Rio』（'82年）『Seven And The Ragged Tiger』（'83年）の３枚のみ。後にAndyとRogerが脱退して、Frank Zappa/Missing PersonsのギタリストWarren Cuccurulloが加入し、メンバーは４人となった。その後、'97年にJohn Taylorがバンドを去り、以来、Le Bon、Rhodes、Cuccurulloの３人で活動を続けていた。今年７月７日には、大阪で'85年のLive Aid以来初となるオリジナル・メンバーが集まってコンサートを行なっている。
DKNY//JEANSと雑誌『The Fader』がスポンサーを務めた「Roxy」のスペシャル・ライヴは、先週の発表以来、LAのホットな話題となった。クラブでのコンサートや高級ホテル「シャトー・マーモン」で行われたパーティには、Beck、Nicolas Cage、Gwen Stefani＆Gavin Rossdale、、No DoubtのTony KanalとAdrian Young、Christina Applegate、Jenna Elfman、Pamela＆Michael Des Barres、ヘアースタイリストのPaul Mitchell、映画『Rush Hour』の監督Brett Ratner、『South Park』の製作者Trey Parker、StyxのTommy Shaw、LAナイトライフの定番Rodney Bingenheimer、（Sugar Rayのビデオ「When It's Over」でDuran Duranをパロディした）Mark McGrathといった幅広い著名人が参加した。また、往年のDuran Duranファンも大勢集まり、ダフ屋のチケットは500ドルまで跳ね上がった（ライヴの前日に「Roxy」のチケット売り場で販売されたチケットは25ドルだが、即日完売した）。
満員となった店内の反応と、ラインストーンで飾られたバンドメンバーの名前の入ったカスタムTシャツを着てバラの花束やプレゼントを携えてるファンをみると、観衆は料金に見合うだけの満足を十分得られたようだ。ステージ上のメンバーは、かつてと変わらずスタイリッシュで、ファッショナブルな黒のスーツとマルチジッパーのパンツに身を包み、オープニング・ナンバーの「Friends Of Mine」を含む14曲を披露。観衆は揃って熱狂し、叫び、汗だくとなった。Johnの髪に白いものが混じり、Andyに少し肉がつき、また、長い間活動をしてなかったRogerが皆の前で舞い上がってるのを悟られまいとするかのように、セット中ずっとしょげた表情を浮かべていたが、こうしたことを気にするファンは一人もいなかった。演奏曲目は「Hungry Like The Wolf」「Planet Earth」「Waiting For The Night Boat」「Is There Something I Should Know」「Wild Boys」「Careless Memories」「Girls On Film」「Rio」などのクラシックをはじめ、AndyとRogerにとっては初のライヴ演奏となる「Come Undone」「Ordinary World」「Notorious」といったバンド後期の曲までを網羅。'83年の再来を思わせた。（……なぜか『Seven And The Ragged Tiger』からの曲はなかった。）また、再結成アルバム（'04年発売予定）から「Ordinary World」に似た心和むバラード「What Happens Tomorrow」と、ファンキーなアップテンポ・ナンバー「Virus」の新曲２曲も快くオーディエンスに迎えられた。
Duran Duranは７月16日（水）、カリフォルニア州コスタメサで公演。17日（木）と19日（土）はラスベガスのハードロック・ホテルでコンサートが行われる。スタジオ・アルバムに先駆けて、バンドはこの夏、２枚組のグレイテスト・ヒッツDVDをリリースする予定。
Lyndsey Parker, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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