インキュバス、Sony Musicとの係争に決着

IncubusがSony Musicとの係争を終結させ、バンドを相手取って対抗訴訟を起こしていたSonyは訴えを却下した。両者は声明の中で「相違を友好的に解決した」と述べ、これからもお互いに誠意を持って仕事を続けていくと発表。この件についてバンドの広報担当からの確認はないが、いくつかの報道によれば、Incubusには次のアルバムで約800万ドル、その次のアルバムで250万ドルが支払われるという。また、Sonyには４作目で契約を更新する選択肢があるとも伝えられている。Sonyはプロモーション費用におよそ300万ドルを費やす予定だ。

Incubusは２月６日、カリフォルニア労働法第2855条の“Olivia de Havilland条項”を楯にImmortalおよびSony Musicとの契約終結を求め、サンタモニカにあるロサンゼルス郡上級司法裁判所に苦情を申し立てた。Sonyはその数日後に「契約違反」で対抗訴訟を起こしている。

Incubusのベーシスト、Dirk Lanceは今月初めにバンドを脱退。これについて詳しい説明はないが、後任としてRootsの元ギタリスト、Ben Kenneyが加入している。

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