インキュバス、パンテラからバギー・パンツをからかわれジーンズを贈られる

ポスト

90年代、バギー・パンツを愛用していたインキュバスは、パンテラにそれをからかわれるのが2バンドの間でお決まりのジョークとなっていて、パンテラからジーンズをプレゼントされたことがあったという。

◆インキュバス画像

フロントマンのブランドン・ボイドは『Talk Toomey』ポッドキャストのインタビューで、こんな逸話を明かした。「パンテラはよく、俺らがバギー・パンツを履いているのをからかってた。90年代だったし、彼らはバギー・パンツ・タイプのバンドじゃなかったからね。僕らは違いをリスペクトし合ってたって僕は言いたいけど、ある時点で、それがお決まりのジョークになったんだ。そしたらある日、(パンテラのメンバー達)何人かが、真新しいWranglerのジーンズを載せた大皿とジャック・ダニエルを持って僕らの楽屋を訪ねてきた」

「ダイム(バッグ・ダレル)だったと思うんだけど、“お前らのジーンズは間違ってる。これを履け。ピッタリだぞ。それにこれを飲め”って言われたんだ。僕らが彼らにノーと言える? Wranglerのジーンズに足を突っ込んだの覚えてる。いまでもどこかに取ってあるよ。酒は飲んだとたん、吐きそうになった。僕は大酒呑みじゃないから」

「もし僕らのバンドを好きじゃなかったとしても、彼らは僕らを支援してくれた。それって素晴らしいことだよ」




ブランドン・ボイドは先月、ソロ名義による新曲「Pocket Knife」をリリースした。約8年ぶりのソロ・アルバム『Echoes And Cocoons』(2022年2月発表予定)からの1stシングルとなる。インキュバスのほうも来年春、何か新しいものをリリースする計画を立てているという。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報