Run-D.M.C.のRun、JMJayの死は“今までで最高のヒットだ”とコメント

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Run-D.M.C.のメンバーで、DJ/プロデューサーだった故Jam Master Jay(Jason Mizell)の家族と友人が、彼に別れを告げるため、11月5日(火)にニューヨークのGreater Allen Cathedralで行なわれた葬儀に再び集まった。参列者は午前9時(東部標準時)から集まり始め、招待者だけで開かれたセレモニーはFloyd Flake牧師の司会のもと、10時30分ごろから始められた。

Jam Master Jayの未亡人Terri MizellとJason W.、Terry Jason、Jesse Tray Mizellの3人の息子達は、Jayの母親Connie Thompson Mizell、兄弟のMarvin L.Thompson、姉妹のBonita Jonesと共に式に参列。その他の多くの親戚も出席し、従兄弟のStephen Watfordが家族を代表して哀悼を、やはり従兄弟で牧師のRoosevelt Askewが弔辞を述べた。

セレモニーでは牧師とゴスペル・シンガーのDonnie McClurkinが2曲を歌い、またLouis Farrakhan(アフリカ系イスラム教団Nation of Islamの指導者)の代理として出席したStanley Brown、Dionne Lopez、Kevin Muhammadからも弔辞が述べられた。

Run-D.M.C.の残りのメンバーふたりもそれぞれの思いを告げる機会があり、D.M.Cは涙を堪えながら自作の詩を朗読、Run(Joe Simmons)は慰めの祈りを捧げた。Runは、この悲劇をポジティブに捉えようとしている。

「Jasonは彼がすべきことをしてきました。今あるヒップホップ・ネイションを作るために貢献しました。Jasonはたしなみと大胆さを持ち、その歩みは優雅でした。こう言ってよいかどうかわかりませんが、これはJasonにとって最高のヒットになったと思うのです。なぜなら世界中の人々が泣き、多くのサポートを得られているからです。私のブラザー(Russell Simmons)、そしてLyor(Cohen)、何人かの人には話しました。理解してもらえるかはわかりません。しかし、私はこれは大きなヒットだと信じています。彼がこれまで扱われた中で最も大きなニュースだったと」

葬儀にはJermaine DupriFoxy Brownをはじめ、A Tribe Called Questのメンバー、Whodini、Big Tigger、Chuck D、Harry Allen、Gregory Meeks議員、Russell & Kimora Simmons、Kevin Liles、Fearless FourのTito、Bennjaminn Muhammad、Hurricane、Bill Stephneyなど多くのヒップホップ・コミュニティの人々が哀悼の意を表するため参列した。

Jam Masterは白い霊柩車に乗り、永遠の眠りにつくニューヨーク、ハーツデールのThe Ferncliff Cemeteryまで運ばれた。Jam Masterは10月30日(水)、彼のレコーディング・スタジオへ侵入、発砲したふたりの犯人により頭を撃たれて殺害された。一緒にいた男性は足を撃たれている。警察が現在事件の捜査を行なっている。

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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