TLCのT・ボズとチリ、レフト・アイについて『Honey』誌に語る
TLCのTionne“T-Boz”WatkinsとRozzanda“Chilli”Thomasは、4月にメンバーのLisa“Left Eye”Lopesを自動車事故で亡くした後、グループが先に進むことは難しかったと語った。
11月5日に発売される雑誌『Honey』12/1月号のカヴァー・ストーリーの中で、WatkinsとThomasはLopesなしでアルバムを完成したこと、亡くなった彼女がいかに誤解されていたか、またこの悲劇によっていかにふたりが結束したかについて話している。
ThomasはLopesが亡くなった後、レコーディングに心を戻すのは難しかったという。「ほんとに参ってしまったの」とThomasは彼女の死に触れている。「そうとしか思えなかった。だって信じられなかったんだもの。だから何でもいいからやるの、機械のように動き続けるのよ」
11月12日にArista Recordsより発売される(日本発売は11月6日)グループの4枚目のアルバム『3D』には、たくさんのアップ・ビートの曲があるものの、いつも気楽にアルバムを聴けるというわけではないとWatkinsは言う。「つらいときもあるし、そうじゃないときもあるわ」「聴くと、“ああ、彼女のやったラップってタイトだったな!”って思っちゃうのよ」
自らグループの“クレイジー”なメンバーと宣言していたLopesは、年中トラブルに巻き込まれていたように見えたが、Watkinsは、彼女がそんな自由な精神の持ち主だったことを喜んでいる。「5年くらい前、そのままのLisaを受け入れることにしたの」とWatkinsは話した。「自由でいられたら気持ちいいだろうなって結論に達したの。他人が何を思っても気にしないでただハッピーになれることをすればいいって」
Thomasは、Lopesは誤解されることが好きだったと思っている。「彼女、わざとやってたんだと思うわ」「他の人に自分のことをすべて理解してもらいたいとは思ってなかったのよ……。彼女は自分が何をしてるかわかってたと思う。頭のいい子だったから」
Watkinsの誕生日の前日、4月25日に起きたLopezの早過ぎる死は、WatkinsとThomasをより良い友人にしたという。「シスターの死によって、Tionneとわたしはもっと、もっと親しくなったの」とThomasは言う。「前より頻繁に連絡を取り合っているし、お互いに大好きだってこと、お互いのためにここにいるんだってことを伝えてるの。わたしが動揺したとき、彼女はわたしの気持ちをほんとによく理解してくれるの。だって彼女も同じように思ってるんだもの」
Thomasが悲しんでいる間、彼女のボーイフレンドでマルチ・プラチナ/グラミー受賞アーティストのUsherもまた、ずっと慰めてくれていたという。Lopesの死は自分にとってもつらい出来事だったというUsherは、Thomasとふたり、どうやって支え合ってきたかをLAUNCHに語ってくれた。
「話を聞いて、励ましたり、そばについていてあげるんだ。理解し合うんだよ。正直言うとあのときは、俺と彼女は個人的な問題を抱えていた。でもあの出来事のおかげで、俺達は友人として、他のことも一緒に乗り越えていけるんじゃないかって思えたんだ。彼女が落ち込んでいたとき、俺が支えてあげることができた。俺が落ち込んだら、彼女が、そう、助けてくれるだろう。うまくいったんだ。俺達はいますごく幸せなんだ。いまでも一緒にいる。すごく幸せだよ」
Lopesを偲んで作られた「Girl Talk」のビデオ(Dave Meyers監督)は、来週オン・エアされる予定。
Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com
11月5日に発売される雑誌『Honey』12/1月号のカヴァー・ストーリーの中で、WatkinsとThomasはLopesなしでアルバムを完成したこと、亡くなった彼女がいかに誤解されていたか、またこの悲劇によっていかにふたりが結束したかについて話している。
ThomasはLopesが亡くなった後、レコーディングに心を戻すのは難しかったという。「ほんとに参ってしまったの」とThomasは彼女の死に触れている。「そうとしか思えなかった。だって信じられなかったんだもの。だから何でもいいからやるの、機械のように動き続けるのよ」
11月12日にArista Recordsより発売される(日本発売は11月6日)グループの4枚目のアルバム『3D』には、たくさんのアップ・ビートの曲があるものの、いつも気楽にアルバムを聴けるというわけではないとWatkinsは言う。「つらいときもあるし、そうじゃないときもあるわ」「聴くと、“ああ、彼女のやったラップってタイトだったな!”って思っちゃうのよ」
自らグループの“クレイジー”なメンバーと宣言していたLopesは、年中トラブルに巻き込まれていたように見えたが、Watkinsは、彼女がそんな自由な精神の持ち主だったことを喜んでいる。「5年くらい前、そのままのLisaを受け入れることにしたの」とWatkinsは話した。「自由でいられたら気持ちいいだろうなって結論に達したの。他人が何を思っても気にしないでただハッピーになれることをすればいいって」
Thomasは、Lopesは誤解されることが好きだったと思っている。「彼女、わざとやってたんだと思うわ」「他の人に自分のことをすべて理解してもらいたいとは思ってなかったのよ……。彼女は自分が何をしてるかわかってたと思う。頭のいい子だったから」
Watkinsの誕生日の前日、4月25日に起きたLopezの早過ぎる死は、WatkinsとThomasをより良い友人にしたという。「シスターの死によって、Tionneとわたしはもっと、もっと親しくなったの」とThomasは言う。「前より頻繁に連絡を取り合っているし、お互いに大好きだってこと、お互いのためにここにいるんだってことを伝えてるの。わたしが動揺したとき、彼女はわたしの気持ちをほんとによく理解してくれるの。だって彼女も同じように思ってるんだもの」
Thomasが悲しんでいる間、彼女のボーイフレンドでマルチ・プラチナ/グラミー受賞アーティストのUsherもまた、ずっと慰めてくれていたという。Lopesの死は自分にとってもつらい出来事だったというUsherは、Thomasとふたり、どうやって支え合ってきたかをLAUNCHに語ってくれた。
「話を聞いて、励ましたり、そばについていてあげるんだ。理解し合うんだよ。正直言うとあのときは、俺と彼女は個人的な問題を抱えていた。でもあの出来事のおかげで、俺達は友人として、他のことも一緒に乗り越えていけるんじゃないかって思えたんだ。彼女が落ち込んでいたとき、俺が支えてあげることができた。俺が落ち込んだら、彼女が、そう、助けてくれるだろう。うまくいったんだ。俺達はいますごく幸せなんだ。いまでも一緒にいる。すごく幸せだよ」
Lopesを偲んで作られた「Girl Talk」のビデオ(Dave Meyers監督)は、来週オン・エアされる予定。
Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com