『The Osbournes』がエミー賞を初めて獲得。ラウンジ・シンガー、オズボーン/サバスをカヴァー

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『The Osbournes』が初めてのエミー賞を獲得した。9月14日(土)にLAで行なわれたクリエイティヴ・エミー賞で、このMTVのリアリティ・シリーズはoutstanding non-fiction program(reality):傑出したノンフィクション番組(リアリティ)を受賞。授賞式はメイキャップ、ヘア・スタイリング、編集、キャスティングといった主に舞台裏にスポットを当てたもので、9月22日(土)に発表されるプライムタイム・エミー賞の前哨戦のようなものである。

『Osubournes』のプロデューサーであり出演者でもあるSharon Osbouneはトロフィーを受け取り、ブラック・タイを締めた観客に向かって「Ozzy、愛してるわ」と述べた。また、娘のKelly Osbourneもこの式典に出席していた。『The Osbournes』は、MTVの番組の中で今年唯一、エミーで取り上げられた作品である。

Osbouneのニュースをもうひとつ。ラウンジ・シンガーのBud E. Luvが、10月8日に発売されるニュー・アルバム『Diary Of A Loungeman』の中で、OsbourneとBlack Sabbathのトラックを15曲カヴァーした。

『You Oughta Be Me: How To Be A Lounge Singer And Live Like One』の著者であるLuvは、曲をカヴァーできたチャンスについてこう語っている。「正直言って、彼の作品についてあまりよく知らなくてかったんだ。今では、知っておくべきだったと思ってるけど。どうしてOzzyにずっと気が付かずにこれたのかって……。彼がロック・ビートを通じてやろうとしてることが好きなんだ。確かにちょっと暗いときもあるけど、実際は、たいていスウィングしてるんだから」

LuvはFrank SinatraやSammy Davis Jr.、Tom Jonesのファンが好むタイプの曲を歌うして知られていおり、彼自身、そうした人達のために曲を書いてきたと認めている。

『Diary Of A Loungeman』は、「Iron Man」「Paranoid」「Flying High Again」「Mama I'm Coming Home」「Goodbye To Romance」「Mr. Crowley」「Sweet Leaf」「Gets Me Through」「Over The Mountain」「Crazy Train」「Bark At The Moon」「Shot In The Dark」「War Pigs」「Suicide Solution」「No More Tears」を収録。

Sofia Fernandez, Los Angels and Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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