ジェイZとデイム・ダッシュが対立?

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Roc-A-Fella Recordsのおよそ3分の2を所有するJay-ZとDame Dashだが、2人の対立が表面化していると報じられており、Jay-Zがすぐにでもレーベルを離れる気だとほのめかす者まで出ている。非常に利益のある同レーベルには、State PropertyBeanie Sigel、Memphis Bleek、DJ Clue、Cam'ron、Freeway、The Diplomats、Rell、そしてJay-Zといったアーティストが所属している。

昨年末、DashがCam'ronと契約を結んだことにJay-Zが不満を感じているとの報道があった。New York's Daily Newsに掲載されたある関係者の情報によると、最近その問題がさらに深刻化しており、それによれば「Jay-Zは、Damon(Dame)がCam'ronとアーティスト契約をしたことを不満に思っていた。特に、DamonがCam'ronを会社の副社長に抜擢したとき、Jay-Zの不満は倍になった」ということだ。

Jay-ZとCam'ronの間に対立があるという噂は何カ月も前から広まっていたが、Jay-ZがCam'ronのニュー・アルバム『Come Home With Me』の収録曲「Welcome To New York」に参加したことから、噂の真偽は定かではなくなっていた。

さらにJay-ZとDashは先月、Armadale Vodkaを買収している。これにより2人は、Roc-A-Wear Clothing、Roc-A-Fella Films、The Rock-A-Fellaレーベル、そしてウォッカの会社を今のところシェアしていることになる。

LAUNCHの取材に対して、Roc-A-Fella Recordsの関係者はJay-ZとDashの関係に亀裂が入っているという報道は「完全にでっちあげだ」と語っている。一方、Jay-Zも8月6日(火)、New York's WQHT Hot 97 FMのラジオ番組に出演して、この報道を否定した。

Source誌は最近の記事の中で、Dashは2人の意見が時々食い違うことを認めたうえで、次のように語っている。「俺たちは友達なんだ。友達同士、毎週言い争いをする。なんでもかんでも意見が一致するわけじゃないしね。そりゃ、衝突することもあるけど、そんなにヘヴィにはならない。今まで、大ゲンカになったことは一度もないよ。俺達の友情は絶対なんだ。友達は言い合いをするし、仕事のパートナーでも同じことが言える。でも、怒り狂うってことはないんだ。互いに金を稼いでいるんだし。俺たちには夢があって、それを語り合って、そして現実のものにした。ムカつかないのは当然だろ」

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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