ロバート・プラントがソロアルバム『Dreamland』をリリース

元Led Zeppelinのフロントマン、Robert Plantの９年ぶりのソロアルバム『Dreamland』が７月16日に米国リリースされた。このアルバムは11曲を収録し、The Youngbloods、Tim Buckley、Bob Dylan、Moby GrapeのSkip Spence、ブルース歌手のBukka WhiteといったPlantのお気に入りナンバーを数多くリメイクしている。

Plantは、このアルバムで自分のルーツにもう一度触れてみたとLAUNCHに語る。「自分の好きな曲のベースの部分に本当に到達したかったんだが、その点は達成できてると思うよ。単なる模写にならず、ただ通り一遍になっているわけでもない。これらの歌をもう一度エネルギッシュなものにしたかったし、やってみて、それを別のどこかへ持っていきたかったんだ」

このカバーの選曲の幅は、'68年のZeppelinへの参加以前の自分のプレイと、バンドを始めたばかりの頃のプレイの両方に耳を傾けた結果だとPlantは付け加える。「Led Zeppelinは、シカゴ・ブルースから取り入れた作品を本当にたくさん演奏していた。たぶん、ある１つのジャンルを取り入れて、以前は、そんなに多くのものには触れられなかったんだ。'68年と'69年は、俺達は特別で、肉体的なジャンルだけを振り返って、それにのめり込んでいたから。それに対する、なんていうか裏返しだよ。あるいは、俺はそう見ているというか。若い頃に自分がインスピレーションを受けたものを、すごくたくさん発見できるんだ」と彼は言う。

Plantと彼のバンドは７月20日、『Dreamland Saturday』の北米プロモーション・ツアーをウィスコンシン州CadottのRock Festからスタートする。その後、７月26日にマサチューセツ州のマンスフィールドのTweeter CenterでThe Whoと共演。１カ月間、オープニングのステージに立つ。

Gary Graff, Detroit　(C)LAUNCH.com