シャカゾンビ、豪華客演陣を迎えてのツアー・ファイナル(最速レビュー)
今年3月に発売されたアルバム『THE GOODFELLAZ』を引っさげてシャカゾンビのツアー・ファイナルが、7月8日渋谷CLUB QUATTROで行なわれた。今回のライヴにはアルバムにも参加した多数ゲストを迎えてアルバムの楽曲順に披露。パワフルでビート感溢れるサウンドで渋谷に集まったファンを魅了した。
メンバーが登場すると、会場から大きな歓声が湧き上がる。白いユニフォームに、全員肩からアメリカ国旗を掛けての登場。軽いジャブを行なってから、最初のゲスト、デリを紹介。ハイトーンでインパクトのある声が特徴のデリが絡む中、アップ・テンポのビートが効いた曲「破壊FLOW」を披露。その絶妙なコラボレーションで、会場のヴォルテージが一気に上がる。
そして唯一、女性アーティストとしてMichicoをフィーチャーし、誘惑的に「SO TIGHT, SO DEEP」を披露。その後、オオスミが袖幕に向って突然「マジでビビらせるな!」と怒鳴る。何かと思えば、スイケンがプレイ数分前に大遅刻で会場入りしたのだ。そういえばMichicoのプレイ中、大きな黒いスポーツバッグを持って、通り過ぎたような・・・。本人曰く、「夏は熱すぎて何度も目が冷めてさ…」と、寝坊を匂わせる発言。冷や汗をかいていたシャカゾンビのメンバーを尻目に、スイケンは「ギリギリ~」と陽気に歌いだし、観客は爆笑。「GET IT, GET IT, GET IT」を披露する最中も、絶妙なタイミングで「ギリギリ~」と入れてしまうところは、スイケンの遊び心がよく出ていた。
そして最後の曲は、「D.A.B.O.」で2002年の活動を再開した御存知、DABOが登場。ステージに現われただけで充分オーラがあるのに、赤で統一したベースボール・プレイヤー風の服装が、DABOの存在感を一層際立たせる。「アンコールもないし、これが正真正銘最後の最後だから、思い残すことがないように盛り上がれ!」というオオスミの声を合図に、クラシック曲「IT'S OK」で完全燃焼。終わってほしくない、もっと聴きたい…と思っていたら、なんと途中で音が止まるハプニングが…。「こんなこともある」「2回聴けて得だぜ、お前ら」と苦笑いする中、もう一度仕切りなおして会場の空気が再び揺れた。
更に最後にもう一つ嬉しいハプニングが。「アンコールはない」と言い切っていたが、本編終了後も全く帰る気配のない観客の前に再び姿を現わしたのだ。「ズボン途中まで下ろしてたよ」と言うイグニッチョマンと「本当に予定してなくてあんまやりたくねぇ」と冗談を飛ばすオオスミ。それでもすごく楽しそうに歌い出す二人は、“goodfella”(ギャング)というより“goodfellow”(陽気で感じのいい奴)という感じで、最高にかっこよかった。
メンバーが登場すると、会場から大きな歓声が湧き上がる。白いユニフォームに、全員肩からアメリカ国旗を掛けての登場。軽いジャブを行なってから、最初のゲスト、デリを紹介。ハイトーンでインパクトのある声が特徴のデリが絡む中、アップ・テンポのビートが効いた曲「破壊FLOW」を披露。その絶妙なコラボレーションで、会場のヴォルテージが一気に上がる。
そして唯一、女性アーティストとしてMichicoをフィーチャーし、誘惑的に「SO TIGHT, SO DEEP」を披露。その後、オオスミが袖幕に向って突然「マジでビビらせるな!」と怒鳴る。何かと思えば、スイケンがプレイ数分前に大遅刻で会場入りしたのだ。そういえばMichicoのプレイ中、大きな黒いスポーツバッグを持って、通り過ぎたような・・・。本人曰く、「夏は熱すぎて何度も目が冷めてさ…」と、寝坊を匂わせる発言。冷や汗をかいていたシャカゾンビのメンバーを尻目に、スイケンは「ギリギリ~」と陽気に歌いだし、観客は爆笑。「GET IT, GET IT, GET IT」を披露する最中も、絶妙なタイミングで「ギリギリ~」と入れてしまうところは、スイケンの遊び心がよく出ていた。
そして最後の曲は、「D.A.B.O.」で2002年の活動を再開した御存知、DABOが登場。ステージに現われただけで充分オーラがあるのに、赤で統一したベースボール・プレイヤー風の服装が、DABOの存在感を一層際立たせる。「アンコールもないし、これが正真正銘最後の最後だから、思い残すことがないように盛り上がれ!」というオオスミの声を合図に、クラシック曲「IT'S OK」で完全燃焼。終わってほしくない、もっと聴きたい…と思っていたら、なんと途中で音が止まるハプニングが…。「こんなこともある」「2回聴けて得だぜ、お前ら」と苦笑いする中、もう一度仕切りなおして会場の空気が再び揺れた。
更に最後にもう一つ嬉しいハプニングが。「アンコールはない」と言い切っていたが、本編終了後も全く帰る気配のない観客の前に再び姿を現わしたのだ。「ズボン途中まで下ろしてたよ」と言うイグニッチョマンと「本当に予定してなくてあんまやりたくねぇ」と冗談を飛ばすオオスミ。それでもすごく楽しそうに歌い出す二人は、“goodfella”(ギャング)というより“goodfellow”(陽気で感じのいい奴)という感じで、最高にかっこよかった。
文●中井雄子(02/07/09)
シャカゾンビ『THE GOODFELLAZ』についてのインタヴュー記事はこちら
../feature/?id=52275877
この記事の関連情報
BIG-OトリビュートEP「BIG-O DA ULTIMATE」リリース。秘蔵映像満載のMVも
BIG-OトリビュートEPリリース決定。誕生日に「空を取り戻した日」リミックス配信
ストリートミュージック・シーンのカリスマたちが勢ぞろい!
J-R&Bの金字塔、JHETTの1stアルバム
倖田來未を歌姫に迎えた、JHETTのニューシングル
オールスターが集結した、DJ HAZIME渾身のフルアルバム
夢のコラボ、注目の若手…、遂に完成した『HARLEM ver 3.0』!試聴あり!!!
“今”ヴァージョン=そのときにやりたいものが詰まっている
【ロフト2周年】54-71、SHAKKAZOMBIE、BEAT CRUSADERS。ひとつぶで三度オイシイ、得した気分のライヴ