ナス、Murder Inc. Recordsのアーヴ・ゴッチと移籍交渉中

報道によると、Murder Inc. RecordsのCEO、Irv GottiがColumbia RecordsからNasを引き抜くために彼と交渉していると言われている。Murder Inc.はDef Jam Recordsの傘下にあり、すでにJa Rule、Ashanti、Charli Baltimore、Vita他が在籍している。

去る７月２日（火）、Gottiはコンピレーション『Irv Gotti Presents The INC』をリリースした。同アルバムからの１stシングルは「Down 4 U」で、Ja Rule、Ashanti、Charli Baltimore、Vitaをフィーチャーし、現在Billboard Hot 100シングルス・チャートで26位となっている。

Gottiはこの新コンピレーションをプロモーションするためにボストンの94.5 FMに出演し、次のように語った。「100％完了してはいないが、God（Nas）と徹底的な話し合いを続けている」

Gottiは過去に、Nasには後ろ盾となるファミリーが必要だろうと公に語っていた。GottiはDMXとJay-ZをDef Jam Recordsへ連れてくるために尽力している。また、ファンの中には彼をプロデューサーとして、また、Nasの「Ether」に対してJay-Zがやり返した「Super Ugly」に絡んでいたことで記憶している人もいるだろう。

LAUNCHは記事発表時間までにNasからのコメントをとることはできなかった。Nasは現在、Usher、Faith Evansらと共にツアー中。しかし最近では、つい先週、Def Jamのことを本物のヒップホップを破壊する悪の帝国と公に語っている。

Yves Erwin Salomon, New York　(C)LAUNCH.com