トム・ぺティ、トーキング・ヘッズ、ラモーンズらがロックの殿堂入り

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Tom Petty & Heartbreakers、Talking HeadsRamonesらが新しくRock And Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)に加わることになった。12月13日に発表された殿堂入りアーティストには他に、シンガーソングライター/俳優のIsaac Hayes(“Theme from Shaft”、アニメ『South Park』の声)、Gene Pitney(“Town Without Pity”)、Brenda Lee(“I'm Sorry”)が選ばれ、サイドマン部門には故Chet Atkins、ノン・パフォーマー部門にはStax Recordsの共同設立者、Jim Stewartが選ばれた。Rock And Roll Hall Of Fame記念式典は'02年3月18日にニューヨークで開催され、その模様は3月20日にVH1で放送される。

主催のRock Hall側は、発表の中でRamonesについてこう述べている。
「(Ramonesは)演奏テクニックや芸術っぽいことはすべて嫌っていた。ゆえに彼らは、簡潔かつ革命的、オルタナティヴでありながらスタンダード・ナンバーとなるサウンドを生み出したのだ。また、彼らは音速の壁を突き破るかのごときスピードでプレイした」
アメリカのプロト・パンク・バンドだったRamonesのヴォーカル、Joey Ramoneは悪性リンパ腫(ガン)のため今年4月15日に亡くなった。

一方、Talking Headsについてはこう述べている。
「パンクロックをアートに変え、'70年代中期のニューウェイヴの旗手として最先端を走っていた。その動きが後の'80年代のオルタナティヴ・ロック・ムーブメントを生み出した」

Rock And Roll Hall Of Fameでは、最初のレコード発売から25年以上を経たアーティストのみが候補になることができる。サイドマン、ノン・パフォーマーの場合は活動歴25年以上で候補となる。ロック史の研究家たちから構成されるノミネート委員会は毎年、アーティスト部門の候補者を決め、約1000人のエキスパートたちが投票を行ない、サイドマンとノン・パフォーマーは特別選出委員会によって選ばれる。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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