ラップ・グループのクープが世界貿易センター爆発をデザインした新作のカヴァーを変更

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世界貿易センターとペンタゴンへの同時多発テロのニュースで、ベイエリアのラップ・グループCoupは、11月6日発売予定の新アルバム『Party Music』(75 Ark Records)のカヴァー・デザインを急遽、変更することにした。オリジナルのデザインは、炎上する世界貿易センターのツインタワーの前でメンバーのBootsとDJ Pamがポーズをとっているというものだった。

75 Arkの広報担当は、レーベルとしてはオリジナル・デザインを取り下げる意向だとLAUNCHに述べ、レーベルの経営者でA&R担当部長のToni Isabellaも「その予定だ」と答えた。

南アフリカで開催されたイベント“Black August”に出演していたBootsは、今週末に米国に戻る予定である。Coupは政治色の強いグループでPublic EnermyKRS-Oneと並び称されている。'93年に『Kill My Landlord』でヒップホップ界にデビューし、'94年に『Genocide And Juice』、'98年に『Still This Album』をリリースしている。

Billy Johnson Jr., Los Angeles LAUNCH.com
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