ジャ・ルールがスティーヴィー・ワンダーからサンプリングした曲“Living It Up”について語る

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Ja Ruleの3rdアルバム『Pain Is Love』からの1stシングルでCaseをフィーチャーした“Living It Up”が着実に順位を上げ、今週のBillboard Hot R&B/Hip-Hop Singles & Tracksチャートの24位にランクインした。この曲は'80年代のStevie Wonderの曲“All I Do”からサンプリングしている。

LAUNCHは先日、映画『The Fast And The Furious』に出演したJa Ruleに同曲についてのコメントを求めた。彼は次のように語っている。

「ロサンゼルスで作ったんだ。基本的には、夜の街を好き勝手に遊び回って、楽しくやる。それがこのレコードのテーマだ」「それが本当のロスの夜だ。ワイルドな街で、L'Ermitageホテルにピカピカの部屋、そしてクソったれな野郎ども。頭のイカれたやつさ。分かるだろ?」

Ja RuleとCaseは昨年、Ja Ruleの2作目のリリース『Rule 3:36』に収める予定でこの曲をレコーディングしたが、Wonderからサンプルがとれなかった。しかし、Ja Ruleは『Pain Is Love』の制作中、Wonderのアルバム『Hotter Than July』の中のこの曲を使わせてほしいとWonderに再び依頼した。彼はその時の様子を次のように語っている。

「最初にサンプリングを頼んだとき、Stevieは俺が誰だか分からなくて、しばらく時間がかかったんだ」「『Rule 3:36』が出てから……ちょっとたって、彼は俺がどういう奴か分かったんだと思う。実際、俺の音楽を気に入ってくれて、もう一度使ってもいいか頼んだら許可をくれたよ。使用許可をくれるときに、彼はこう言ったんだ。“あぁ、許可をあげるよ。けど、僕のアルバムにも参加してくれなきゃダメだ”って。こっちも“Wonderさんのアルバムに? もちろんですとも。すごいな、これでお互いさま。ハッハッ、おやすいご用”ってね」

Billy Johnson Jr., Los Angeles and Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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