プリンスのグレイテストヒッツが7月31日にリリース

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'73年から'93年までのPrinceの作品を集めたグレイテストヒッツパッケージ『The Very Best Of Prince』が7月31日にWarner Bros.から発売される。Warner Bros.はPrinceが印税の支払いと楽曲の所有権をめぐって数年にわたって争った会社だ。アルバムはポップからロック、ファンク、ソウルに至るまで幅広いスタイルを含む17曲を収録。

4度のグラミー賞を獲得したPrinceはWarnerに在籍中、音楽界に大きな影響を与えた。彼はBangles、Sheena Easton、Chaka KhanSinead O'Connorに曲を提供しただけでなく、Sheila E.やTimeのデビューも手伝っている。

Princeの音楽はシンガー/ベーシストのMe'Shell Ndegeocelloにもインスピレーションを与えている。彼女は次のようにLAUNCHに語る。

「15歳頃まではそれほど音楽に興味がなかったの。それで、Princeを知って、そう、思春期によく経験するようなことでしょ。彼がこんな美しい男の人だというんで聴いたんだけど、私が驚いたのはすべての曲を自分でプレイしてるってことね」「彼から得るものは多かったわ。歌詞にメロディ、リズム。そういったものが私をこの道に進めたのよ」

10月に初めてコレクションアルバムの噂が出たとき、Princeは彼のサイト(npgonlineltd.com)に次のようなメッセージを載せた。

「Time WarnerはPrinceのグレイテストヒッツをもう1枚作りたいと思っている。みんな3枚組CDパッケージはすでに持っていると思うけど、会社は“同じ曲を”順番を変えてまた売り出したいと思っているらしい」

声明は「Princeは間違いなくこの計画にノーと言うつもりだ」と締めくくっているが、実際には彼の反対意見は却下された。

『The Very Best Of Prince』トラックリスト:

「I Wanna Be Your Lover」
「1999」
「Little Red Corvette」
「When Doves Cry」
「Let's Go Crazy」
「Purple Rain」
「I Would Die 4 U」
「Raspberry Beret」
「Kiss」
「Sign 'O' The Times」
「U Got The Look」
「Alphabet St.」
「Thieves In The Temple」
「Gett Off」
「Cream」
「Diamonds And Pearls」
「Money Don't Matter 2 Night」

Chad Dougatz, New York LAUNCH.com
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