ブラック・クロウズ、ジミー・ペイジとのツアーの保険問題で訴訟を起こす

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Black Crowesは、昨年のJimmy Pageとのツアーに絡む保険問題で米カリフォルニア州上級司法裁判所に訴えを起こした。この訴訟は6月13日(水)ロサンゼルスで起こされ、被告にRobertson Taylor Insurance Brokers, Ltd.、Robertson Taylor (カリフォルニア), Inc.、Robertson Taylor California Insurance Brokersと各社の社長Bob Taylor、Willie Robertson、Paul Twomeyの名が上げられている。

Black Crowesは訴えで、Pageとのツアーに保険をかけるために上記被告を雇い入れたと主張、各保険会社は「音楽およびイベント興業において長年、国際的に一流の保険専門組織として評判が高く」また「音楽産業においては実際にその種の専門的なイベント保険を編み出している」との話だったという。
被告らは2000年3月15日にLloyd's Of Londonからツアーの保険料を集めたが、8月になるまでバンドに保険証書を渡さなかった。Crowesは「ツアーで最も利益が見込まれた」Whoとの4日間の日程を含む、10月のニューヨークMadison Square Gardenでの公演が追加されたため、保険のほうも追加を要求した。被告側はその保険は8月13日の時点で有効だったという。

Pageが背中の痛みを訴えたことでツアー日程の多くがキャンセルに追い込まれ、Crowesは被告と保険証書を発行したLloyd'sに対し適切な請求を行なった。大手保険会社は(Madison Square Gardenでの公演を含む)2枚目の証書についての支払いを拒否したため、バンドは損失を補填するために訴訟を起こした。被告らがPage-Crowesのツアーが中止となった2日後の8月16日になって、Lloyd'sから追加の保険料を受け取ったということをBlack Crowesが知ったのは今年初めの係争の最中だった。

Black Crowesは、イベントのキャンセルで生じる全ての損失を補うのに必要な保険料をバンドに知らせることを怠り、適時に損失補償を行わなかったとして職務怠慢で被告らを訴えている。バンドは証拠書類損害、通常損害、補償損害、早計判断による利益、弁護士料、裁判費用、その他裁判所が適切と定めた訴訟救済に従った損害賠償を求めている。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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