モビー、“身売りした”との批判に“ロバのオシッコ”で脅す

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Mobyが公式ウェブサイト(mobyonline.com)で、噂となっている“見知らぬ人たち”と“過去の知り合い”両方からの、彼の最近の活動に関する中傷的なコメントについて反論した。

'99年の『Play』や最近のNo DoubtのGwen Stefaniとのデュエット“South Side”のヒットで、この2年の間にアンダーグラウンドのヒーローからトップ40入りアーティストへ躍進したMobyは、“金の亡者”や“身売りした”という非難の言葉を取り上げて反論している。まず“金の亡者”については次のように語っている。
「もし俺がそんなに“金の亡者”なら、なぜ俺は昔から何年も住んでいる同じ家にまだいるんだ? なぜ今も同じステレオを使ってるんだ? 古着屋で服を買い、KnudsenのSpritzer(清涼飲料)を特売で買うんだ?」

Mobyの文句はさらに続く。
「いっつも不思議に思うのは、メジャーと契約してるミュージシャンが他のミュージシャンのことを“身売りした”って非難することだよな。偽善的なオシャベリ野郎どもから“身売りした”とかいう批判なんか受けなくても、生活をしながら一生懸命仕事をして、芸術や音楽を作りだすだけでも十分に大変なことだと思わないか?」

彼は、反論を出すことで批判に光を当ててしまうこと自体、得策ではないのかもしれないとも考察している。
「誹謗中傷に反応するのは、たぶんあまり賢いことではないし、(周りから見て)不快なことかもしれない。おそらく非難には単純に“water off a duck's back(『カエルの面に小便』の意)”型の態度をとるべきなのかもね。それか、いっそのことキレまくって、暴言吐いたマザーファッカーどもを見つけ出して、砂ん中に首まで埋めてからロバに小便をひっかけさせるべきなのかな。うん、そうだ、それが一番おもしろそうだな」

Mobyの出演する“Arena:One”ツアーは7月11日にアトランタから開始される。他の出演者はNew OrderNelly FurtadoIncubusOutkastなど。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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