マリリン・マンソン、デンバーでOzzfestのキャンセルを要求される

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6月21日に行なわれる“Ozzfest”のデンバー公演で、出演アーティストであるMarilyn Mansonに出演辞退が求められている。要請を出したのはキリスト教関連団体のCitizens For Peaceで、Mansonは暴力、憎悪、ドラッグを奨励しており、また、コロンバイン高校での銃乱射事件のきっかけにもなっていると主張している。Mansonはこの悲劇的な事件の起こった'99年、自らの配慮でデンバーでの公演をキャンセルしていた。

コロラド州South Sheridanバプティスト教会の若い牧師、Jason JanzはAP通信にこう語っている。
「社会として悪というものへの感覚が麻痺してきているようです。人々の中にそういった状況に対する憤りや、(悪に対して)もう闘うことさえできないのではないかという思いがあります。」

LAUNCHではMarilyn Manson側に問い合わせてみたが、現在のところ返答は得られていない。'99年の事件当時にMansonは次のようなコメントを発表していた。
「非常識な暴力行為によって若い命が失われるというのは、常に許せないことであり、また非常に悲しいことです。被害者の生徒たちのご冥福を祈ると共に遺族の皆様にお悔やみを申し上げます」

今年の“Ozzfest”の日程でMansonは当初、スケジュールの問題を理由にデンバーでの出演を断っていたが、後に改めて出演することを決めていた。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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