レッド・ホット・チリ・ペッパーズのFlea、ジェーンズ・アディクション再結成への参加を取り止める

Red Hot Chili Peppersのベーシスト、Fleaは、Jane's Addiction再結成への参加を取り止め、'99年のアルバム『Californication』に続く新アルバムの制作に専念することにした。この決定は、Jane's Addictionの再結成の規模が、Lollapalooza式の大型ツアーを含むものに拡大してきたためだとLos Angeles Times紙が伝えている。

Fleaは、4月末にカリフォルニア州パームスプリングスそばで開催されるイベント“Coachella Valley Music And Arts Festival”を含む数公演を、Jane's Addictionのオリジナルメンバー、Perry Farrell、Dave Navarro、Stephen Perkinsと共に行なう予定だった。Fleaの参加は、'97年のJane's Addiction再結成の際、オリジナルベーシストのEric Averyの代わりを務めて以来、2度目となるはずであった。

同紙によれば、Perry Farrellが結成していた別のバンド、Porno For PyrosのベーシストだったMartyn Le Nobleが、今回の穴を埋めることになったという。

また、6月には他のバンドやDJを集めて“Jubilee”と名付けた大規模なツアーを計画しているという。このタイトルは、Farrellが最近、熱心に行なっている同名の人道的運動に関係しているということだろう。“Jubilee”は本来、再生誕に向け、すべての負債を免除し、すべての奴隷を解放するというキリスト教／ユダヤ教の聖年の考えである。もちろん、Jane's Addictionの新アルバム制作の可能性もありそうだ。

「初めは2公演くらいの予定があっただけだったけど、最終的に、たくさんプレイしたくなったんだ」とFarrellは同紙に語っている。

発売が待たれていたFarrellのソロ・デビューアルバム『Songs Yet To Be Sung』は、6月19日にVirgin Recordsから米国発売される。

Neal Weiss、ロサンゼルス