マリリン・マンソンがエミネムのドイツ公演に登場

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現在の音楽業界の中で最も反社会的なふたり、EminemMarilyn mansonがステージで顔を揃えた。1月30日(火)にドイツのハンブルグで行なわれたEminemのコンサートにMarilyn Mansonが登場し、Eminemの“Way I Am”を一緒に披露した。この曲にはMansonの名が挙げられており、プロモーションビデオにもチラリと顔を出している。

このライヴの模様は、Mansonの公式ウェブサイト(marilynmanson.com)に掲載されているビデオクリップで垣間見ることができる。

偶然にも、この共演にあわせるかのように風刺雑誌「The Onion」がMansonをジョークにした記事を載せていた。内容は、Mansonがムリヤリ騒ぎを起こすために、米国の郊外の住宅地をまわって戸別訪問ライヴをしなければならなくなったというもの。驚かしてまわるということで、その名も“Boo(ワッ)”ツアー。この記事は、“アメリカの中流家庭にとって最悪の敵の立場をEminemに奪われ、レコードセールス下降にダメージを受けた”Mansonが、今やこんなツアー作戦に頼らざるをえなくなってしまった、というジョークでからかっているもの。

The Onionの記事は、ミネソタ州エディナの市民に向かってMansonにこんなセリフを言わせている。
「なんでみんなEminemに怒ってるんだ? 奴は怖くないぞ。あいつは化け物みたいな青白い顔もしてなけりゃ、中性的なメイクもしてないだろ。ただの普通の男じゃないか。あんたたちが怖がるべきなのはあいつじゃないんだ! 俺だよ!」

Neal Weiss、ロサンゼルス
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