ポール・ウェラー、レイプ疑惑が晴れる

元Jam、Style CouncilのPaul Wellerはレイプ容疑で逮捕、保釈されていたが、英国のサリー警察では、この件を不起訴処分とした。Wellerは、公式ウェブサイトで正式なコメントを出し「今回の結果にほっとしています。これで、この試練に幕が下ろされることを心から願います」としている。

また、Wellerはレイプ容疑をかけられたことに深く傷ついているとも語った。
「当初から、この容疑については断固として否定していた。レイプは最低なことだし、その容疑をかけられるということは、今までの人生の中でも最も辛いことだった。また、現在の法律システムで、レイプ事件の場合に、被害者とされる人の匿名性だけが保護されているのは、とても不公平のように思われる。もちろん、（被害者側の）匿名の必要性は理解しているけど、こういう場合、少なくとも起訴処分前の段階では、（被害者、容疑者の）両者とも匿名とされるべきだ」

さらに、逮捕とレイプ事件を結び付けられた事実は、彼の今までの信用を台無しにしてしまったという。
「容疑は事実無根だったにもかかわらず、僕の名前は汚されてしまった。無実だったというニュースも、逮捕の時と同じように記事の見出しを大きく飾るんだろう」

LAUNCHでは、Wellerのマネージメントに詳しいコメントを要請したが、10月30日午後現在、返答は得られていない。

記：Darren Davis、ニューヨーク