ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴ、保佐人がついたブライアン・ウィルソンの現状を語る

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認知障害と診断され、保佐人(*判断能力が低下した人をサポートし、意思を尊重しながら同意権や取消権等を行使する人)がつくことが決まったブライアン・ウィルソンの現状について伝えた。

今年2月、本人や家族、主治医らが協議した結果、ウィルソンの長年の広報担当者ジーン・シーヴァースとマネージャーのリーアン・ハードが共同保佐人に選出され、先週、裁判所でそれが認められた。

ウィルソンの従兄であるマイク・ラヴは、ビーチ・ボーイズの新ドキュメンタリー『ビーチ・ボーイズ:ポップ・ミュージック・レボリューション』の公開に先駆け、BBCラジオ4のインタビューでこう語った。「ドキュメンタリーの終わり、僕らは(米ロサンゼルスの)パラダイス・コーヴで集まっている。彼は、僕が忘れていた高校時代のことをいくつも覚えていた。長期記憶はあるんだ。音楽の能力に関して言えば、彼が生きている限り、無くなることはないと思う。ただ、彼は医学的管理やケアを必要としている。これまでは(今年1月に亡くなった)彼の妻がその面倒をみていた」

「彼は、自分にヘルプが必要なことをわかっている。でも、僕らはまだ集まることができる。近いうち、みんなで会うつもりだよ。考えられているほど、ネガティブではない。彼はきちんとケアされているし、子供たちにも会ってる…。ちゃんと面倒をみてもらっている」

ビーチ・ボーイズの新ドキュメンタリー『ビーチ・ボーイズ:ポップ・ミュージック・レボリューション』は、5月24日よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信される。

来月、82歳の誕生日を迎えるブライアン・ウィルソンは、1月終わり、「胸が張り裂けるようだ。28年間共にしてきた僕の愛する妻、メリンダが今朝、亡くなった。5人の子供たちと僕は、ただただ涙に暮れている。どうしたらいいか、わからない。メリンダは妻以上の存在だった。僕の救世主だった」と、妻の訃報を伝えていた。


Ako Suzuki
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