ギブソン、スラッシュのライブでのメイン機“ジェシカ”レスポール・スタンダードを発売
ギブソンから、スラッシュが“ジェシカ”と名付け、ライブのメイン機として今でも愛用するレスポールを元にした最新シグネチャーモデル『Slash “Jessica” Les Paul Standard(スラッシュ “ジェシカ” レスポール・スタンダード)』を発売された。
オリジナルのジェシカは元々ファクトリー・セカンドで、80年代後半にギブソンがスラッシュに送った2本のレスポールのうちの1本。そして今回、スラッシュが愛用していたモデルをベースにしたニューモデルが登場。ジェシカは、ノン・ウェイト・リリーフのマホガニー・ボディに3ピースのプレーン・メイプル・トップ、50年代スタイルのネック・プロファイルを持つマホガニー・ネックを採用、オレンジ・ドロップ・コンデンサーにハンド・ワイヤリングされたアルニコIIマグネットを使用したCustom Burstbuckerピックアップを搭載。元々カラーはブライト・チェリー・サンバーストだったが、スラッシュはジェシカをリフィニッシュ。スラッシュのサイン入りトラスロッド・カバーに、シャーラー・ストラップロックがプレインストールされている。その他付属品として、スラッシュ・ピック・セット、USAレザー・ストラップ、マルチツール、ブランクのトラスロッド・カバーがハードシェルケースに収められている。
*画像のギターはプロトタイプのため、実際の製品と仕様が異なります。
●スラッシュのオリジナルの“ジェシカ”についてのコメント
「このギターは1988年からずっと一緒だったんだ。いい感じに色褪せているし、タバコを落としたこともあるんだよ......“ジェシカ”って名前は、酔っぱらった時につけたんだけど、それがどういうきっかけだったかは覚えていないんだ。
2本とも元は、同じ明るいチェリー・サンバーストだったんだ。2本ともしばらくツアーで使って、それから少しくすんだ色にリフィニッシュしたんだ。それ以来、ガンズ・アンド・ローゼズからヴェルヴェット・リヴォルヴァー、そして今のガンズに至るまで、俺のメイン・ステージ・ギターであり、バックアップ・ギターとして愛用しているんだ。」
「俺は沢山のギターをツアーに持ち出すけど、このギターは他のレスポールと比べて、とても独特なサウンドを持っているんだ。」
3月に6年ぶりとなる来日公演を果たしたスラッシュ。来日中にGibson Lounge Tokyoで行われたライブ配信『スペシャル生配信 feat. Slash』では、スラッシュ自らがオリジナルの”ジェシカ“について詳しく語っている。
「スペシャル生配信 feat. Slash」(アーカイブ)*本編8:17~
https://t.co/ZaMU3L7sSx
▲最新『スラッシュ ”ジェシカ“ レスポール・スタンダード』をGibson Lounge Tokyoで手にするスラッシュ
製品情報
ギブソン スラッシュ ”ジェシカ“ レスポール・スタンダード
【参考価格】 440,000円(税込)
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