蒼井翔太、アルバム『DETONATOR』を掲げたツアー完遂。新曲「EVOLVE」配信リリースも発表
蒼井翔太が2月24日・25日の2日間、ライブツアー<蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. DETONATOR>のファイナル東京公演をTOKYO DOME CITY HALLにて開催した。
◆ライブ写真
本公演は2023年11月にリリースした約6年ぶりのニューアルバム『DETONATOR』を引っ提げて、大阪・愛知・東京の3都市4公演で開催された。訳すと“起爆装置”というタイトルが付けられたアルバム『DETONATOR』には、蒼井翔太の“音楽性の爆発”という意味と、聴く人にとって何かの“きっかけ”になるようにという想いが込められている。およそ5年ぶりとなる声出し解禁で開催された本ツアーは、バックバンドとダンサーを携え、アルバムの世界観を表現したロックで勢いのある熱くエネルギッシュなライブとなった。
アルバム『DETONATOR』のオープニング曲でもある「Freestyle Lover」のイントロがドラムソロでスタートすると、ベース、キーボード、ギターと徐々に音が加わっていく。音の増幅とともに観客の期待が膨らむ中、デニムのセットアップに白いペインティングが施されたストリート感のある衣装を身に纏った蒼井翔太がステージ中央に登場。会場へ「Let’s Go!」と投げかけると、大きな歓声があがった。“君らしく僕らしく輝け”と背中を押してくれるようなメッセージを熱く歌い上げ、そのまま間髪いれずに息を吸い込み「Eclipse」へ。アウトロで鳥肌が立つほどの圧巻のロングハイトーンを披露し、続く「イノセント」でも重低音が鳴り響くロックチューンを圧倒的な歌唱力で歌い上げた。
MCでは久々に声出し有りでツアーが開催できたことに触れながら「一秒一秒、お互いの気持ちをぶつけ合いながら、確かめ合いながら、最後まで楽しんでいってください」と観客へ呼びかけ、一層会場の熱量を上げていく。
その後の「Existence」「SMILE SMILE SMILE」ではダンサー4人を従えてキレのあるダンスパフォーマンスを披露。ダンサブルな演奏に観客のクラップが加わり、一体感のある空間が作り上げられていった。
アコースティックギターによるアレンジバージョンで演奏された「Key to My Heart」でしっとりと歌声を響かせた蒼井翔太は一旦ステージ袖へ。バンドメンバーの紹介コーナーを挟んで再び登場した蒼井翔太は、白シャツに黒いネクタイとハーフパンツというスタイリッシュな装いに衣装チェンジ。「BAD END」「PSYCHO:LOGY」「硝子のくつ」とシリアスでエッジの効いたナンバーを続けて披露した。さらにノンストップで世界観を一変させ「Harmony」「Tone」と疾走感のあるポップチューンを歌い上げ、会場を独自の世界観に引き込んでいった。
突如フロアに学校のチャイムが鳴り響き、ダンサーが学習机と椅子を持って入場。授業のように蒼井が号令をかけると、パフォーマンスで見せる表情とは打って変わって、バンドメンバー・ダンサーとの和やかなトークが繰り広げられた。そのまま机と椅子を使ったスクールミュージカル風の演出で披露されたのは「Alright」。蒼井は曲中でバトントワリングに初挑戦し、投げ技も披露した。
ダンサー4人の紹介コーナーを挟んで、白のサイバーチックな衣装にチェンジした蒼井翔太。ダンサブルなパーティーチューン「J-E-A-L-O-U-S」で観客の熱を一気に急上昇させ、事前にレクチャー動画を公開していたコール&レスポンスで会場中が一体となった。続けて「Virginal」「絶世スターゲイト」とデビュー初期の曲を続けて披露し、観客からのコールの声が一層大きくなっていった。
続くMCで「2023年はたくさんの出会いがありました」と振り返り、女王蜂・アヴちゃんとの出会いの曲となった、ドラマ『ワンルームエンジェル』OP主題歌の「8th HEAVEN」を披露。かけがえのない存在への愛しさと喪失感が描かれた切ない楽曲を、観客の白いペンライトが雪のように広がる幻想的な空間の中、魂を込めて熱唱した。
「glitter wish」で観客との歌の掛け合いで温かい空気に包まれると、本編最後の曲として演奏されたのは「巡」。アルバムでも最後に収録されていた楽曲で、「またみんなと会えますように」という蒼井からファンへの気持ちが込められた歌詞が映像に映し出され、ピアノ1本の演奏に乗せて涙ながらに歌い上げた。
鳴り止まないアンコールの中、ライブTシャツに着替えて登場すると「Shake Shake! Together!」「ずっと…」をダンサーとともに笑顔でパフォーマンスした。
そしてその後のMCで嬉しいお知らせが。新曲「EVOLVE」を3月29日にデジタルシングルとして配信リリースすることを発表した。「EVOLVE」はTVアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』のOP主題歌に決定しており、本作の主人公・アレン役を蒼井が担当することもすでに発表されている。
会場が喜びに包まれる中、披露されたラストナンバー「give me ♡ me」で大歓声のコール&レスポンスが会場中に鳴り響き、公演はフィナーレを迎えた。その後ダブルアンコールに応えた蒼井は新曲「EVOLVE」を初披露。疾走感のある重厚なロックサウンドに乗せて、蒼井翔太の歌唱力・表現力を最後に存分に披露し、公演を締め括った。
なお終演後には「EVOLVE」の配信ジャケット写真と新たなアーティストビジュアルが公開された。前日24日の東京公演1日目では、6月にFCイベントの開催が決定したことも発表。イベント詳細などは後日発表となるので、続報をお楽しみに。
▲「EVOLVE」配信ジャケット
▲新アーティストビジュアル
ライブ写真◎上飯坂一、高田真紀子
セットリスト
1. Freestyle Lover
2. Eclipse
3. 零 (東京公演1日目)
イノセント (東京公演2日目)
MC
4. Existence
5. SMILE SMILE SMILE
6. Key to My Heart
バンド紹介コーナー
7. BAD END
8. PSYCHO:LOGY
9. Fake of Fake (東京公演1日目)
硝子のくつ (東京公演2日目)
10. Harmony
11. Tone
MC
12. Alright
ダンサー紹介コーナー
13. J-E-A-L-O-U-S
14. UNLIMITED (東京公演1日目)
Virginal (東京公演2日目)
15. 絶世スターゲイト
MC
16. 8th HEAVEN
17. glitter wish
MC
18. 巡
【ENCORE】
19. Baby Steady Go!! (東京公演1日目)
Shake Shake! Together! (東京公演2日目)
20. ずっと…
MC
21. give me ♡ me
【W ENCORE】
22. EVOLVE (東京公演2日目のみ)
Digital Single「EVOLVE」
配信日:2024年3月29日(金)
作詞・作曲:綿貫直行/編曲:綿貫直行、佐藤厚仁
TVアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』OP主題歌
ファンクラブイベント情報
日程:2024年6月29日(土)
会場:東京・八王子 J-COMホール
※昼夜2回公演
ツアーファイナル東京公演配信
<蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. DETONATOR>
放送日時:2024年3月31日(日)20:00~
番組詳細:https://bit.ly/49k7WDq
TVアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』
2024年4月からテレ東・BSテレ東ほかにてTVアニメ放送開始
U-NEXT・アニメ放題で最速配信!他サービスでも順次配信
【スタッフ】
原作:紅月シン『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』(TOブックス刊)
原作イラスト:ちょこ庵 漫画:烏間ル
監督:古賀一臣 シリーズ構成:池田臨太郎 脚本:大草芳樹
キャラクターデザイン・総作画監督:細田沙織 美術監督: 渡辺 紳 撮影監督: 武原健二 坂井慎太郎
色彩設計: のぼりはるこ 編集:大岩根力斗 音響監督:高桑 一 音響効果:和田俊也(スワラ・プロ)
音響制作:TOブックス 音楽:羽岡 佳 音楽制作:キングレコード
オープニング主題歌:蒼井翔太「EVOLVE」
アニメーション制作:スタジオディーン×マーヴィージャック
【キャスト】
アレン:蒼井翔太 リーズ:栗坂南美 アンリエット:鬼頭明里 ノエル:雨宮 天
【イントロダクション】
「ようやく探しに行くことができる。前世から待ち望んだ平穏な暮らしを。」
神の恩恵『ギフト』を得られず、出来損ないと呼ばれた少年・アレン。
しかし、彼の正体は――前世の記憶と力を持つ元英雄だった!?
実家である公爵家から追放されたのをいいことに、自由気ままな旅を始めようとするアレンだったが、
元婚約者の暗殺未遂に遭遇することになり……!?
今世こそのんびりしたい元英雄の、望まぬヒロイック・ファンタジー開幕!
公式HP:https://dekisoko-anime.com/
公式X:@dekisoko_pr
(C)紅月シン・TOブックス/出来そこ製作委員会
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