【インタビュー】LEEVELLES、メジャー3作目のシングルに多彩な広がり「メンバーと進んでいく未来を信じたい」

ポスト
no_ad_aritcle

■作品とLEEVELLESの掛け合わせが
■結果的に幅を広げている


──ところで、前シングル「地獄の沙汰も愛次第」と今回の「明日は明日の風が吹く」。LEEVELLESとして、曲調のさらなる広がりを見せてきたという印象もあったのですが、意識していたところではあるんですか?

川﨑:いえ。元々自主でやっていた時からいろいろな音楽ができるバンドだったと思うんですよ。そういうところが、「地獄の沙汰も愛次第」だったら、TVドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』のオープニング楽曲として、そのドラマに対する僕らなりの一つのアンサーとして、今回だったらアニメに対する僕らなりのアンサーとして、そういう曲調になったということだと思います。さっき紘輔君が「作品とLEEVELLESの掛け合わせ」と言っていた通り、作品ありきのLEEVELLESの音楽として、結果的に幅が広がっているだけで、もちろん、僕らとしてもすごくそれを楽しんでいるし、そういうことができるバンドっていいなって思います。

小川:これからもいろいろな楽曲を作ると思います。そういう意味でもものすごい可能性を持っている。すごくいいバンドだと思います(笑)。

──意図的にこれまでと違う曲をやろうとはそんなに思わない?

川﨑:そうですね。前回こういう曲をやったから、今回こうやろうというのはなくて、その時その時で一番自分達が作りたいものを作った結果、曲調が広がるほうが自然でいいと思います。

小川:ひとつのジャンルにこだわっていないんです。もちろん土台となるものはあるんですけど、そこにいろいろな要素が足されていって、LEEVELLESの楽曲になっているんです。


▲ワンマン<地獄の沙汰もライブ次第>2023年12月6日@東京・BASE GRANBELL

──曲調に加え、もうひとつ。「地獄の沙汰も愛次第」と「明日は明日の風が吹く」は、曲のタイトルの付け方もそれ以前とはちょっと変わってきましたよね?

小川:確かに。

川﨑:タイトルは以前よりも意識するようになったと思います。自主でやっていた時は、タイトルは最後の最後まで決まらなかったこともあったんですけど、最近はけっこう早い段階でタイトルをしっかり決めることが多かったり、語呂やインパクトを意識したりするようになった結果、前作と今回は偶然ことわざっぽいものになりましたけど…。

小川:わかりやすさを意識するようになりました。わかりやすいけど、パンチがあって、フックがあるものにしたほうがいいと思うんですよ。タイトルを耳にしたり、目にしたりした時、“何だ、この楽曲は!?”と思わせつつ、“こういうことを歌っているんだろう”と想像させるものがいいと思いながら付けていますね。

──ちょっとユーモラスなところもあって、バンドの印象もより親しみやすくなったと思います。ところで、「明日は明日の風が吹く」というタイトルは誰のアイデアだったんですか?

小川:誰だったんだろ? 誰と言うよりは、全員が目指していた答えだったと思います。

髙木:何かのワードから派生して、派生して、派生して、これになったんだと思います。

川﨑:誰かが言ったんだと思うんですけど、これがぽんと出てきた時、ハマったという感覚が全員にあったんですよ。


▲ワンマン<地獄の沙汰もライブ次第>2023年12月6日@東京・BASE GRANBELL

──最後に今年の抱負を聞かせてください。

小川:フルアルバムを出せたらいいですね。それと、これは僕個人の抱負なんですけど、信じたいです。

──信じたいというのは?

小川:もちろん、今まで信じてなかったわけではないんですけど、もっと自分達の楽曲を聴いてくれているファンの方とか、僕達がやりたいことに賛同して、手伝ってくれる方とか、メンバーとか、自分達が作った楽曲とか、あとは自分自身をしっかり信じて、メンバーと進んでいく未来も信じて、活動をしていきたいと思っています。信頼関係ができた上で、いいものって生まれるじゃないですか。なので、生み出された楽曲も信じて、愛を持ってしっかり世の中に送り出す。そういう信じる力を持って、しっかり活動していきたいと思っています。

──「フルアルバムを作りたい」というお話が出ましたが、こんな作品にしたいみたいなことは、もうなんとなくは考えているんですか?

小川:その時の集大成と言うか、その時の100%以上のものは出したいと思っています。さっき言っていたいろいろなジャンルも含め、去年、いろいろな経験をさせてもらった中で培ったものってすごくあると思うんですよ。自分達が成長するヒントを得られた年でもあったと思うので、それを踏まえて、自分なりのアンサーを楽曲に落とし込んで、「これが今のLEEVELLESです!」と自信を持って言えるアルバムを作りたいですね。

──ライブ活動については、どんなふうに考えていますか?

小川:いっぱいしたいですね。

宮地:うん、したいしたい。それこそ「明日は明日の風が吹く」はまだワンマンでしかやってないから、どんどんやる機会を増やしていって、みんなで楽しめる空間を作っていきたいです。

小川:東京だけに限らず、いろいろなところを回りたいです。僕は福岡出身なんですけど、LEEVELLESはまだ福岡でライブをしたことがないんですよ。だから、個人的には福岡でライブしたいと思いつつ、いろいろなところで僕達の音楽を生で聴いていていただける機会をたくさん作っていきたいと思っています。

取材・文◎山口智男

■3rdデジタルシングル「明日は明日の風が吹く」

2024年1月9日(火)配信開始
配信リンク:https://leevelles.lnk.to/ashitaPR
Lyrics:LEEVELLES/ヤマモトショウ
Music:LEEVELLES/大西省吾
Arrangement:大西省吾/LEEVELLES



■TVアニメ『姫様“拷問”の時間です』

放送日:2024年1月8日より
▼放送局
・TOKYO MX:1月8日(月)より毎週月曜日24時00分~
・BS11:1月8日(月)より毎週月曜日24時00分~
・関西テレビ:1月14日(日)より毎週日曜日26時29分~
https://himesama-goumon.com/
▼地上波同時見放題先行配信
ABEMA:1月8日(月)より毎週24時00分〜
※放送・配信日時は変更となる場合がございます。

▼スタッフ
原作:春原ロビンソン・ひらけい(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:金森陽子
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:河野敏弥、古橋 聡
音響監督:明田川仁
音楽:横山 克
アニメーション制作:PINE JAM
▼キャスト
姫:白石晴香
エクス:小林親弘
トーチャー・トルチュール:伊藤 静
魔王:玄田哲章
陽鬼:永瀬アンナ
陰鬼:井上ほの花
クロル:山根 綺
ジャイアント:茅野愛衣
マオマオちゃん:日高里菜
ルルン:中原麻衣

▼主題歌
オープニングテーマ:shallm「まっさかさマジック!」
エンディングテーマ:LEEVELLES「明日は明日の風が吹く」
公式HP:https://himesama-goumon.com
公式X(旧Twitter):@himesama_goumon



▲©春原ロビンソン・ひらけい/集英社・国王軍第三騎士団

■レギュラーラジオ番組『ヨルカケナイト』


放送時間:毎週土曜日 24:00~24:30
※2024年1月より放送開始
放送局:FMヨコハマ(84.7MHz)
DJ:LEEVELLES
メール:yoru@fmyokohama.jp
ハッシュタグ:#ヨルカケナイト
【番組内コーナー】
▼アヤマラナイト
ごめんの一言が伝えられない…ってことありますよね? そんなあなたの謝罪の気持ち、LEEVELLES が代わりに伝えよう!というコーナーです。あなたがまだ伝えられていない謝りたい事をエピソードとともに送ってください。
▼スカットシナイト
バカヤロー!と言いたいけど言えない。そんなあなたの怒りをLEEVELLES にぶつけて下さい!というコーナーです。誰に怒っているのか? どんな事があったのか? エピソード詳しく書いて送ってください。LEEVELLESのメンバーがあなたに代わって心の底から怒ります。
▼ハキダサナイト
毎日生きていると、疲れたな、嫌だなぁ、悲しいな、と思う事もありますよね? そんなあなたのモヤモヤした感情や誰かに聞いてもらいたい事など、番組に送っていただきたい!というコーナーです。
▼クダラナイト
くだらないな…と思いつつも一度はみんなで話し合ってみたい! そんなくだらないテーマについてワイワイガヤガヤとトークを広げます。リスナーからもくだらないテーマを募集中。
・パソコン/スマホ:radiko (http://radiko.jp/#!/live/YFM)
・オフィシャルサイト:https://www.fmyokohama.co.jp/


◆インタビュー【2】へ戻る
◆インタビュー【1】へ戻る
この記事をポスト

この記事の関連情報