パパ・ローチのジャコビー・シャディックス、チェスター・ベニントンとの友情を語る

ポスト


パパ・ローチのヴォーカリスト、ジャコビー・シャディックスが、リンキン・パークのフロントマン、故チェスター・ベニントンとの友情を振り返った。彼らは同い年で、同じときに子供を持とうと話す仲だったという。

シャディックスはカナダのiHeartRadioのインタビューで、チェスターを「素晴らしい奴、優れたクリエイター、偉大な人間で、思いやりに溢れていた」と表し、こう語った。

「彼と知り合ったのはかなり前のことだ。多分、2000年か1999年…、2000年だったな。彼らがブレイク前、ハイブリッド・セオリーって名乗ってたとき、彼らの音楽を聴いた。それで、彼らがアトランタで公演を開いたとき、観に行った。“オー・マイ・ゴッド、すげえ”って思ったよ。それで、親しくなったんだ。一緒にOzzfestに出たり、ツアーをやった。本当にウマが合った。俺ら、同じ時期に子供を持とうとしたんだ。(2002年に)1ヶ月違いで生まれたよ。彼の息子Dravenと俺の息子Makaileの誕生日はひと月しか違わない。それが、俺らの絆を本当に深めた。俺らは長年に渡り、お互いのことを気にかけてきた。ふたりとも、葛藤抱えてるのを知ってたから。2000年代の初め、俺はしばらく荒れてた。彼も俺に付き合ってた。パーティー三昧だ。俺らふたりとも、こんな生活はやがて終わりを迎えるとわかってた。そしてふたりとも、乗り越えたんだ」

全てが上手く行っていると思っていた矢先、チェスターがこの世を去ったことを知り、いまでも「彼がどうやって去っていったのか考えると、心が痛い。ファンにとって、何よりも彼の息子にとってどれほどの喪失か…。心が痛む」という。

シャディックスは以前、チェスターが亡くなるひと月前に一緒に食事に出かけたと明かし、「彼は素晴らしいアドバイスをくれ、ものすごくフレンドリーで、俺は全てが順調だと思ってた。でも、俺らは同じ病癖に苦しんできた。あの暗闇を俺は理解できる」と、話していた。


Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報