ウリ・ジョン・ロート、スコーピオンズへの復帰「オープンではいるが、多分ないだろう」
70年代にスコーピオンズに在籍していたウリ・ジョン・ロートは、いまでもスコーピオンズのメンバー達とは友好的な関係にあるが、バンド復帰は「遅きに失した感」があり、オープンではいるものの、恐らくないだろうという。
◆ウリ・ジョン・ロート動画
彼は『Vintage Rock Pod』のインタビューで、スコーピオンズを脱退した背景に関し、「個人的な理由ではない。純粋に芸術性(の違い)だ。僕は、スコーピオンズには居場所がないような曲を作り始めていた」「それに、僕は(成功より)音楽を探索することに興味があった」と語り、元バンド・メイトたちとはいまでも、「とても友好的な関係にある」「会えばいつも、家族のようなフィーリングがある。それはこの先も変わらないと思ってる」と話した。
しかし、スコーピオンズのツアーに参加する可能性はあるかと問われると、「遅きに失した感はある。彼らの考えていることはわからないけどね。僕は何に対してもオープンでいるが、現段階では恐らくないだろうと言っておく」と答えた。
ウリ・ジョン・ロートは7月、腎切除術を受けたことを明かし、この秋計画していた北米ツアーを来年に延期したが、移動の少ないヨーロッパでは数フェスティバルへの出演をこなしており、11月にはUKツアーを開催する予定でいる。
Ako Suzuki