BOSS、臨場感あふれるサウンドを実現するアコースティック楽器用アンプ発売
BOSSから、立体的なマイキング・サウンド「AIR FEEL」機能によりアコースティック楽器の豊かなサウンドを再現するアコースティック・アンプ『AC-22LX』を8月26日に発売する。
アコースティック楽器の多くは、その楽器単体でのサウンドを楽しめるように作られている。このアコースティック楽器のサウンドをさらに魅力的なものにするために、レコーディングの環境においてはさまざまな手法がとられており、その中でも、集音するマイクのセッティングを意味する、「マイキング」は、臨場感のあるサウンドを作るための重要な要素の一つ。
『AC-22LX』は、高品位なアコースティック・サウンドを自宅で再現できる新しいコンセプトのアコースティック・アンプ。サウンド・エンジニアによるプロのレコーディング・クオリティの「マイキング・サウンド」を、シンプルなセッティングで実現する独自開発の「AIR FEEL」機能を搭載。加えて、アコースティック楽器の再生に最適なカスタム設計の12cmツイン・コーン・スピーカー×2を搭載し、コンパクトな筐体ながら美しく広がりのあるステレオ・サウンドを実現。『AC-22LX』は、鮮明かつ臨場感のあるサウンドを楽しみたいプレイヤーのために開発された、BOSS渾身のアコースティック・アンプだ。
●「マイキング・サウンド」を実現する「AIR FEEL」機能搭載
楽器の音を集音するマイクは、セッティングの方法でさまざまな音場を作り出すことが可能。プロフェッショナルのサウンド・エンジニアはマイクのセッティング方法である「マイキング」と呼ばれる手法を駆使して、臨場感のある高品位なサウンドを実現。『AC-22LX』は、ノブ一つの操作で、プロフェッショナル・クオリティのマイキング・サウンドを実現する「AIR FEEL」機能を搭載している。
『AC-22LX』に搭載される「AIR FEEL」は以下の5つのタイプ。
■DRY:搭載されているピックアップの音をそのまま出力するタイプ。
■XY:「XY」方式と呼ばれるマイキングの特徴を備えたタイプ。アコースティック・ギターの弦の直接音やボディの響きなどを得ることができる。パーカッシブな演奏表現に効果的。
■AB:アコースティック楽器の響きの広がりを感じることができるマイキング、「AB」方式の特徴を備える。
■ORTF:アコースティック楽器の響きにアンビエンスが加わった、奥行きのある空気感が特徴のマイキング「ORTF」方式の特徴を備えている。
■MID SIDE:楽器から少し離れて聴くようなアンビエンスが得られる。ボーカルや他の楽器を引き立てる伴奏に向いている。
●幅広い音作りを実現するシンプルな操作系
『AC-22LX』は、楽器を接続するGUITAR/INSTRUMENTチャンネルと、ボーカル用のマイクを接続するファンタム電源対応のMICチャンネルを装備。GUITAR/INSTRUMENTチャンネルには、「AIR FEEL」、3バンド・イコライザー、REVERB/CHORUSエフェクトを搭載。MICチャンネルには2バンド・イコライザーとREVERBを搭載。シンプルな操作で幅広い音作りを行うことが可能。さらに、専用アプリ(macOS/Windows/iOS/Android対応)の使用により、REVERBタイプの切り替えなどのより細かな設定が可能。作成したセッティングは本体に15個まで保存可能。いつでも簡単に呼び出して使うことができる。
●高品位なリズム・サウンド
『AC-22LX』は、アコースティックの打楽器によるリズム・パターンを15パターン内蔵。BOSS独自の立体音響技術により、奥行き、定位感のあるリズム・サウンドを得ることができる。また、専用アプリ(macOS/Windows/iOS/Android対応)の使用により、119種類のリズム・パターンにアクセス可能、好みのパターンを本体へセットすることもできる。
●多彩なアプリケーション
『AC-22LX』は、楽器とボーカル、リズムのサウンドを外部PA機器などに出力できるLINE OUT端子を装備。ライブ・バーやパーティの余興などでも、「AIR FEEL」機能による臨場感あるサウンドをそのまま持ち出して演奏することができる。また、ループ・バック対応のUSBオーディオ機能も搭載しており、スマートフォンと組み合わせることで高品位な音質のライブ・ストリームを行うこともできる。オプションのフットスイッチの使用により、内蔵ルーパーの録音/再生/停止、リズムの再生/停止、エフェクトのON/OFFなどを足元でコントロールできる。さらに、オプションの「Bluetooth Audio MIDI Dual Adaptor」の使用により、スマートフォンから音楽の再生、専用アプリ(iOS/Android対応)によるサウンド・エディットをワイヤレスで行うことが可能。
▲『AC-22LX』弾き語り イメージ
▲『AC-22LX』 内蔵リズム コントロール部
▲『AC-22LX』スマートフォンでのエディット イメージ
▲『AC-22LX』フットスイッチによるLOOPER操作 イメージ
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