BOSS、上質なサウンドと機能性を備えたポータブルなマルチ・エフェクターを発売

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BOSSから、モダンでスマートなユーザー・インターフェイスと優れたサウンドをポータブルな筐体に凝縮、さまざまなシーンに対応するマルチ・エフェクター『GX-10』を10月26日に発売する。

1987年に世界初のプログラミング可能なマルチ・エフェクターとして登場した「GP-8」を皮切りに、BOSSはギター/ベース用マルチ・エフェクターのパイオニアとして、数多くの製品を生み出してきた。現在では、プロフェッショナル・クオリティの音質と多彩な機能を搭載するマルチ・エフェクターのフラッグシップである「GT」シリーズ、まるでコンパクト・ペダルを並べたような直感的な操作を可能にする「ME」シリーズを軸に、多くのプレイヤーのパフォーマンスをサポートしている。

2022年に発売した「GX-100」は、ボスならではの高品位なサウンドを継承しつつ、タッチ対応のカラー・ディスプレイと物理ノブを採用するマルチ・エフェクター。モダンかつ直感的な操作性により、スムーズなサウンド・メイクを実現する。

『GX-10』は、この「GX-100」のモダンでスマートなユーザー・インターフェイスと高品位なサウンドを、さらにコンパクトな筐体に凝縮した最新のマルチ・エフェクターだ。

●最新の「AIRD」テクノロジーにより、チューブ・アンプのサウンドと弾き心を実現


▲「GX-100」(左)と『GX-10』(右)

『GX-10』は、バリエーション豊かな32種類のAIRDプリアンプ(ギター×23種類、ベース×9種類)を搭載。「AIRD」テクノロジーにより、発音している状況におけるギター/ベース・アンプ全体のふるまいや、スピーカーやキャビネットなどの相互作用までを再現することで、有機的かつ生々しいサウンドと弾き心地を得ることができる。「X-ULTRA」「X-OPTIMA」「X-TITAN」などのボス・オリジナルのハイゲイン・タイプを始め、クリーン、クランチなど個性豊かなタイプから選択することが可能。

●ボスの高品位なエフェクトを170種類搭載

『GX-10』は、歪み系エフェクターなどの使用頻度の高いエフェクトはもちろん、「スライサー」や「ヒューマナイザー」などのインパクトの強いタイプまで網羅する170種類ものエフェクトを搭載。また、「オーバードライブ」「ディレイ」「リバーブ」など、プレイヤーのこだわりの強いエフェクトには、豊富なバリエーションが用意されており、より深い音作りを行うことができる。

●合理的かつスムーズな音作り


『GX-10』は、タッチ操作に対応するカラー・ディスプレイと4つのノブを組み合わせることで、スムーズな音作りを実現。ディスプレイ上に表示されるアイコンをタッチして選択、ドラッグ&ドロップで直感的に移動、細かなパラメーターの調節はノブでの操作が最適。エフェクト・チェインでは、最大2つのプリアンプ、15種類のエフェクトを同時に使用できる。さらにディバイダー機能により、エフェクトの直列/並列接続を切り替えることも可能。「キャビネットIRデータ」の取り込みや、SEND/RETURNによる外部ペダルの接続にも対応。

また、専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」の使用により、音色の編集、作成したメモリーの管理が可能。複数のメモリーをライブセットとしてPCへ保存することも可能。用途やジャンル、ライブでのセットリストに応じた音色管理をよりスマートに行うことができる。また、オンライン・プラットホームの「BOSS TONE EXCHANGE」にアクセスすることで、他のユーザーとライブセットを共有することもできる。

『GX-10』はオーディオ・インターフェイス機能も搭載しており、USBを経由した録音にも対応。また、別売りの「Bluetooth Audio MIDI Dual Adaptor」(BT-DUAL)を接続することにより、スマートフォン用アプリ(iOS/Android対応)を使用することも可能。

●凝縮された高いコントロール性


『GX-10』は、エクスプレッション・ペダルと3つのフットスイッチにより、高いコントロール性を実現。フットスイッチの動作は3種類のモードから選択可能。
・「UP/DOWN」 メモリーを上下に切り替えるモード。一度の操作で異なる音色へ瞬時に切り替えることが可能。足元での操作をシンプルにまとめることができる。
・「MANUAL」 3つのフットスイッチに、それぞれ割り当てられたエフェクトを個別にON/OFFすることができるモード。ペダル・ボードに近い操作感を得ることができる。
・「BANK/NUMBER」 バンク内で3つのメモリーを切り替えるモード。選択されているメモリーのフットスイッチを再度踏むことで任意の機能をコントロールする「カレント・ナンバー」も使用することができる。設定次第で1つのバンクからより多くの音色に切り替えることが可能。



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