【連載】第55回 ホタバンのファミリアルミルキーウェイ ~ホタルライトヒルズバンド藤田リュウジの連載コラム~

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BARKSをご覧の皆さま、ホタルライトヒルズバンド・ボーカルの藤田リュウジです。第55回目の連載です、どうぞよろしくお願い致します。

目まぐるしく日々が過ぎ、気づけば5月も終わり6月へ。2023年を折り返しそうなんて中々に信じ難いタイムラインです。

音楽活動、学業、父親業、そして僧侶業。小忙しいを極めたワシの日々はお陰様で最強密度に高速回転中。



バンドの話。ホタルライトヒルズバンド制作中のニューアルバムはいよいよラストワンピース。はて。その曲を書き終えるのにもう2年近く費やしている気もしますが苦笑 ここまで来たらとことん追い求めたいと思う。本当に書き進められているのか自分でも分からない時がありますが、音符一つとか、助詞一つとか、嘘みたいな本当のペースで確かにその曲は自ら姿を現そうとしています。何か天才の発言みたいな書き方をしてますが、間違いなく僕はただの凡人なので、平たく言ってスランプなのでしょう。それはそれでそういうことです。受け入れて、やっていくしかありませんな。

我々の新作を待ち続けてくださっている稀有な御人方々、長くなった首が一周回って元に戻ってしまったかもしれませんが、宇宙規模の大らかさでどうぞ心待ちにしていただければと思います。その気持ちを僕は裏切りません。なぜなら、僕もその新作を待っている人間の一人だから。やっぱり聴きたいと思う、自分のバンドの新作を。だから頑張れますし、頑張ります。



次はライブの話。3月11日渋谷クアトロ、4月15日柏DOMeにて初開催の自主イベント「ホタルナイトセッション」、5月5日は柏高島屋にてステモMusic Fes。仲間たち、後輩たち、お世話になっている方々、特に人の縁を感じるライブイベントが続きました。そして、ライブが行われる場所(ライブハウスでも野外ステージでも)から新型コロナ流行以降感じてきた得体の知れない不安エネルギーが消え始めているのも感じました。とても喜ばしいこと。この夏~秋にかけて有難いことに10本近くすでに演奏機会が決まっているので、一本一本噛み締めながら、"ホタバンらしく"スパークしていこう。本当に一期一会なんでね。"な~んにも出逢いがない一日"なんて何百とライブやって来て一度も無かったです。それだけ尊い時間ということだ。



そしたら、日々の話。「これ誰にもらったんだっけ~?」とか「今、何やってるの~?」とか絶賛なぜなぜ祭り開催中の二歳娘に相変わらずの恋をしながら、お経の学校やらグリーフケアの講座やら、町のコーラス団のお手伝いやら、朗らかに学びまくり、この間はついに同世代のお坊さん仲間の方々と京都へ勉強会にも行っちゃいました。散らかってるぞ、人生が。

近々、自分主催で音楽とか仏教とかを複合した小さいライフイベントを立ち上げたいなって漠然と考えています。縁を描いていきたい。気軽に遊びに来てもらえるような縁側を。

またゆっくり話しましょう。それまで、どうかお元気で。


《ホタバンインフォメーション》
●ライブ情報
6/11 越谷ごりごりハウス 6/13 越谷イージーゴーイングス 7/1 青山月見る君想フ(オープニングアクト)7/8 柏DOMe



●ホタバンオフィシャルYoutubeアカウント
毎月一度生配信トーク&ライブプログラム「ホタルナイトストリーミング」配信中!
https://www.youtube.com/user/hotallighthillsband
(チャンネル登録よろしくお願いします!)

●オフィシャルWEBサイト
https://hotaban.com

《藤田リュウジプロフィール》
1985年大阪生まれ柏育ち。ずっと7時起き習慣が目標で、あの手この手を尽くしたのに7時30分起きが抜け出せず。しかし、あまちゃんの再放送が始まったら途端に7時起き出来るように。"好き"は世界を変えると再認識した比較的おめでたい思考の38歳シンガーソングライター。本名は竜史。タツフミかタツシと呼ばれがち。竜のように歴史や伝説に残る人物に成ってくれと父親がつけてくれたらしい。

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