ロックンロールの女王、ティナ・ターナーが83歳で死去

ポスト

“クイーン・オブ・ロックンロール”と称され、多くの人々にインスピレーションを与え、愛されてきたアメリカのシンガー、ティナ・ターナーが5月24日、スイス、チューリッヒ近くの自宅で亡くなった。83歳だった。近年、脳卒中や癌、腎不全など様々な健康問題を抱えていた。

◆ティナ・ターナー画像

ティナは60年代、当時の夫、アイクとのソウル・デュオ、アイク&ティナ・ターナーとして人気を博し、「A Fool In Love」「Proud Mary」「River Deep - Mountain High」などのヒット曲を生んだ。

70年代後半に暴力的なその夫と別れ、ソロ活動に専念すると、さらなる成功を手にし、「What's Love Got To Do With It」(1984年)で初の全米1位を獲得。「Better Be Good To Me」「Private Dancer」「We Don't Need Another Hero (Thunderdome)」「Typical Male」等、次々とヒットを放ち、パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスで人々を魅了した。

アイク&ティナ・ターナー時代を含め、グラミー賞を8度受賞し、1991年にアイク&ティナ・ターナーとして、2021年にはソロ名義で、計2回、ロックの殿堂入りしている。


Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報